ハチの家文学館

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夜明けのブルース

2012年09月15日 05時14分20秒 | ハチパパのひとり言

リズム感のあるブルースで、五木ひろしの新境地的な曲として人気のようである。最初に聴いたのはNHKラジオ深夜便の歌でのこと。カラオケもご無沙汰だが、先日時たま立ち寄る近所の小料理屋で、先客が唄っていたのをリクエストして、まだ覚えきれていない前半部分を教えてもらった。私の持ち歌には五木ひろしの曲はひとつもなかったが、なぜか「夜明けのブルース」には惹かれるのである。

私のカラオケの定番といえば、因幡晃の「わかってください」、堀内孝雄の「青春(ゆめ)追えば」、小椋佳「白い一日」、井上陽水「心もよう」、河島英五「野風増(のふうぞ)」、山本譲二「みちのくひとり旅」、吉幾三「雪国」などである。 中でも「わかってください」は帰り際必ず唄って帰ることが多い。また、歌手別レパートリーは、堀内孝雄の曲が圧倒的に多く、演歌というよりもニューミュージック派の歌が多い。

苦い経験が多かった青春時代を思い出しながら、時にはこみ上げる涙を堪えて唄うのである。特に、河島英五の「野風増」は、前のカミサンを亡くして二人の幼ない息子を抱え酒に逃避していた頃、「お前が二十歳になったら 女の話で飲みたいものだ」のくだりをホントに思っていて、今でも涙がぐっとこみ上げてくる。結局息子がその倍の年になってから、昔の父親としての想いを酒を酌み交わしながら話し始めている。

この頃演歌の歌詞にも興味があり、他人が唄っている歌詞を目で追って聴いていたりするが、いつか演歌でもいいから作詞作曲してみたいなどと思ったことがある。



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