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一昨日の午前11時ごろ、突然のめまいでふらついたカミサン、吐き気もするから脳の病気かもと、すぐ近くの総合病院へ駆け込む。耳鼻科医の診察で、三半規管に耳石が入りバランスを失う病気と判明、服薬と三半規管患者独特の運動療法を続けて、2週間後に再診となった。
ネットで調べると、めまいを訴える人のほぼ半数は「良性発作性頭位めまい」というあまり聞き慣れない病気とあり、耳の中にある小さな「耳石」が三半規管に入り込み、平衡感覚をつかさどる細胞を乱す。不快な症状が何度もぶり返すことはあっても、良性というだけあって悪化しないのが特徴で、ほとんどの人は適切な運動で耳石を取り除け、症状が治まるという。
この病気が知られるようになったのは2012年、女子サッカー日本代表だった澤穂希選手が診断されてからで、近くの知人、友人にも同様の罹患経験者がいて、いずれの人も期間に差はあるものの完治している。
ネットには、めまいは発作がどれだけ長く続くか、ほかにどんな症状があるかで病気の見当がつく。良性発作性頭位めまいの場合は数十秒。吐き気を催すことはあっても、難聴や耳鳴りなどの聴覚の症状は起こらないのが特徴で、発作はだんだんと軽くなると書かれていた。
カミサンの場合、処方された薬を一昨日夜から服用しているが、昨日の起床直後ふらついて吐き気もあり、階段を降りるのもままならなかったが、その後ふらつきや吐き気もなく、医師の指示通りしばらく服薬と運動療法を続けることとした。
夫婦で計140歳、寝たきりになるような病気やケガをしていないが、なんといっても高齢者の身、突然病に倒れたり、大けがをしないとも限らない。クワバラクワバラ、オンコロコロセンダリマトウギソワカ(薬師如来のご真言)。
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