うどん・そば処「味里」

きつねうどん（￥450）


「彦江廃業」

その衝撃的な事実は、いみじくも「さとなお氏のブログ」を見て知った。
季節柄、うどんにググッと気を引きつけられていたタイミングと相まって原点を思い出させてくれたのは
コチラのおうどん。

店を始めてかれこれ、35年には成ると言われてましたから、開店は昭和の50年頃でしょうか。
弥二朗のテリトリーにこの店が有ることは存じておりましたが、なんせ、日曜、祝祭日が定休日なんで
早めに仕事を終えた平日17:30過ぎの初調査となりました。

狭い店かと思いきや、中央厨房向きのカウンターと左右に分かれた壁向きカウンターを
合わせたらゆうに、20席は有るでしょう。

驚くべきはその麺「手切りゆえ、太さにバラ付きが」と笑ってらっしゃいましたけんど
これだけ太いと弥が上にも小麦の味が解ろうというものです。
因みに本業は隣の製麺所。
食べるのに早いですから「イラレ」の土佐人には合いますでしょう。

更に特徴的なのは、その出汁（ダシ）
鰹節や昆布を使う関係でどうしても甘口に振ってしまうのが高知饂飩の特徴ですが
コチラのそれは、甘過ぎないで、しょっぱさが勝っている讃岐うどんのようなキレがあります。
風邪気味の方には生姜を擂り入れてくれるそうですが、イリコ出汁じゃなくても
生姜が合いそうな出汁でした。





味里うどん（大根おろし、のり）
カレーうどん（たまご黄味入）
親子どんぶり（すまし付き）
うどん屋のラーメン（和風みそ）
○得定食（天ぷらうどん、ごはん、コブ）


ご覧のように定食は勿論、丼物やラーメンまでメニュー多彩ですので、ちくと通ってみまして
お奨めメニューの画像をこの下へ追加していこうと企んでおります。



寄せうどん（具だくさん）￥570

早速追記しました。
二回目ですが、これも、なかなか美味いです。冷めた天麩羅なんてと侮るなかれ！
伊達に35年の歳月を過ごしてませんなあ、冷めてもベチャになってません。
品の良い天麩羅の油が少し染み込んだ、この出汁がまた旨い！







--shop data--

店名：うどん・そば処～味里（みさと）～
所在：高知市本町1-6-16
電話：088-873-0077
営業：平日11:00～18:30（中休み無し）
営業：土曜11:00～15:00
定休：日曜・祝祭日
駐車：店の南隣（32番）