タカシのB級グルメ日記

2024高知市納涼花火大会

「刀舟家」で土佐の味に酔う

2007-06-09 18:05:49 | 居酒屋・バー・割烹・蕎麦

↑本日の「先付け」

4人でたらふく食べて飲んでも一人頭、3千円足らずと言うお店を教えて
頂き「弥二朗」さんを誘って「飛び込み調査」を敢行したものの案の定
「満席」の憂き目に遇いましたのは、華の金曜19:00過ぎのこと。


大橋通のアーケード口で暫し佇む男二人――
取り敢えず柳町方面へ向かうと「帯屋町公園」に差し掛かり「Nonna」を
覗くと結構な人の入りで男二人には不似合いと見受けられスルーいたし
ました。公園に向かって角を曲がると「刀舟家」の看板を照らす裸電球に
誘われたところから「素晴らしい料理との出会いが有りました」というお話
の前振りはここまで。


夜の雰囲気が宜しいですねえ、飲み屋街では無いので「落ち着き」が有り
ます。入店するとL字型6人掛けカウンターは両サイドに一組ずつの先客
さんで、丁度真ん中の二席が空いており、ごそごそ撮影したりしながらの
二人には誠に好都合でした。



  ↑これも「先付け」のもう一品


取り敢えず「生麦酒」に今日の「先付け」は「ドロメ大蒜ぬた」↑から
「山葵漬け」まで美味しい物を一寸ずつ味わえる盛り合わせ。
繊細で手が込んでいます。開店の何時間も前からの仕込みの成せる
技でございましょう。





「刺身盛り合わせ」↑はこれで¥1,950也、二人で頂くには丁度の量です。
「筒」なぞは素材で勝負なんですが此方では更に「ビジュアル」的要素で
も楽しませて貰えます。目の前で親父さんの手捌きが見られるのも小さい
お店故のメリットではないかと。



          ↑刀舟家豆腐(¥980)

豆腐に鮪の剥き身、少々の納豆が加えられ出汁で頂く海苔の風味満点の一品。
スプーンが止まりません。弥二朗さんは「土佐鶴」をコップで、私は「一刻者」を
ロックで二杯。締めて9千参百廿円也。

堅苦しさなど全く無いお店です、お隣のお父さんはワンセグ携帯でセパ交流戦
を観ながら一杯、BGMは小さい音量でJAZZと、とてもリラックスした一時が過ご
せました。
飛び込みでこんなヒットなお店には滅多に当たらないですよねえ弥二朗さん。





--shop data--
店名:土佐の味心「刀舟家」(とうしゅうや)
所在:高知市帯屋町2-1-29(Yahoo!地図)
電話:088-825-3117
営業:17:00~23:00
定休:日曜


※関連ブログ記事
「ukiki-kumiさんのブログ」




最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
修業に出てます (弥二朗)
2010-07-16 16:45:39
あの時おいでた若い板さんは、大将の娘婿さんだそうで、今他店に修業に出てるそうです。戻ってきたら、彼に店をまかせるというてました。第一印象のきりり過ぎる大将ですが、この前、色んな話を聞かせていただいて、すっかりファンになりました。2Fは先客がおいでて、1Fでやりました。
返信する
二階から外の風景を (タカシ。)
2010-07-14 17:51:29
大事な人とでしょうか、雨も小降りで風流でしょうね>月様を気取って下さい。
自分でも便利に使ってます、何せ人の記憶などというものは全くあやふやなモノ
でして……。今週末はチーム3kで行きますよ>にこみちゃん
返信する
今日行こうかと (弥二朗)
2010-07-14 17:23:48
今夜、どこにするべか、迷って来ました。
便利なデータべースブログですね。
包丁、箸さばき見るなら1Fカウンターですが、気兼ねなく写真撮るなら2F座敷ですね。他の客がいなければの前提ですけど。さてどこにするかな。
返信する
その昔 (のるぶ)
2007-07-03 07:02:25
このお店は、ご主人の名前をとって福井に「いとう」というお店を出していました。私の知人に「あんたに美味いモン食べさせちゃおき」と言って、無理矢理タクシーに放り込まれて連れていかれたのが「いとう」でした。わたしを強制連行までして(笑)連れて行ってくれた、豪快かつ面白かった知人は(ちなみに、彼は知る人ぞ知るお店のオーナーです)元気かな?タカシさんの文を読んでそんな彼のことを思い出しました。

返信する
ブロディよしひろsan (タカシ。)
2007-06-29 00:37:48
予約されて行かれたのでしょうか、3人で座れて良かったですね。拙い記事がお役にたったのなら幸甚で御座います。直島では美味しいものが食べられ無くて残念でした、でも「食欲」を控えた分、別の感性が研ぎ澄まされて「ARTの神が舞い降りた」と書きたかったのでは。今季号は読み応えが有り良かったです。
返信する
季刊高知25号にも載りました。 (ブロディよしひろ)
2007-06-28 12:04:24
 タカシさん、お久しぶりです。刀舟家は、店の佇まいが雰囲気を出しているので、前から気になっていました。まず食べてみよう!と友人と由美さんとで入店。しっかりとした付き出しをはじめ、料理に「仕事ぶり」がわかったので、後日取材の申込をしました。
 なかなかいごっそうのオヤジさんの話が面白かったです。こうやって、良い店が紹介されるのは嬉しいものですね。これからも、ネタ探しに使わせて頂きます(笑)
返信する
了解で~っす。 (タカシ。)
2007-06-21 17:43:33
屋根の上のガチョウ↓は現代企業社ですから凡その見当が付きます。
http://www.gendaikigyosha.co.jp/
先日もそんな話しをされてましたねえ、設定無しでは時間のロスが出て仕事にならんでしょう。会話は鶴瓶のアドリブで進んでいくでしょうから「やらせ」にはならんですな。

返信する
家族に乾杯 (やまちゃん)
2007-06-21 12:27:38
屋根の上のガチョウは味で紹介されたわけでなく 人のつながりです あえて訪問する必要はありません 「家族に乾杯」のロケは 私に縁があり 昨年などは新幹線で鶴瓶と隣り合わせになりました 山口・大島のロケに行くところでした いろいろ話しましたが 基本的に誰と出会うのかは 設定されてます
返信する
2階も有ります! (タカシ。)
2007-06-20 07:31:02
見せてもらっては無いですが何部屋か有るようです。最後の画像は店の玄関前から二階を見上げて撮ったものですが、お店の前に有る公園は全体が1.5m位嵩上げ(半地階に駐輪場が有るため)されています。公園からお店を見る目線でも二階は面一に成らず、微妙に高さが違っていますので二階で呑んでいても公園は上方から見下ろす事になりなんら問題は生じません。高知の帯屋町といえばお街の真ん中なんですが夜は逆に静寂感が漂っています。このお店はほんと、お勧め!
返信する
すばらしい! (2年後カフェ計画(ハンバーガーストリート))
2007-06-19 19:38:14
そう、こちらも非常にソソられます。
こんな店には久しく行ってないなぁ~。

2階もあるのですか?
返信する
やまちゃん (タカシ。)
2007-06-19 07:32:50
あちゃ~、チェックしてたのにぃ~、見逃しました。
ジローラモと一緒に来ちゅうがですよねえ、土佐市へ。来週は必ず見なくては、「屋根の上のがちょう」は存じませんでした。何か調査の必要な物が有りましたでしょうか。
返信する
本日 (やまちゃん)
2007-06-18 20:57:09
NHKの「家族に乾杯」で宇佐市が紹介されていました 食べ物の関連ではびんちょうマグロのみりん干し
と日高村の「屋根の上のがちょう」という スイーツの店が 映りました ご存知ですか?
返信する
美味しいお料理 (タカシ。)
2007-06-14 12:10:28
>ukikikumiさん
そうなるとこのブログ更新は「半年に一度」になっちゃいますので(笑)

>矢野川ちゃん
ご指摘ありがとうございます。お皿の形、「ちり取り」では無くて「手箕(てみ)」でしたね。
返信する
粋ってかっちょいいです (ukiki_kumi)
2007-06-13 13:11:17
そうか、バブリーな頃と違うと考えると納得ですね。
その頃、子供やった私に大将が
「美味しいお料理は半年に1回か、年に1回くらいが一番満足できるき、いつも食べられん」
って面白い事言われましたよ^^

白衣の襟、私も気づいていました。
渋いですよね。
返信する
コメントthanks (タカシ。)
2007-06-11 07:51:30
>弥二朗さん
余り高いお酒を置くのでなく料理を味わうお店ですね、お魚好きが週に一度位通うのにぽっちりなのではと。刀舟は包丁に関係するのではと思いますがこれは次回の宿題っす。


>福ちゃんさん
県外の方、こういうお店を探しているのではと。是非予約して行ってみて下さい。鰹の刺身は上等です、お勧めの隠れ家。


>ukiki-kumiさん
「ちり取り」のお皿がお醤油の小皿と対ながですよ、見るのも楽しい料理故、撮影に力が入ります。バブリーな頃の味と比べたらいけませんよねえ、今時、高く無いと思われる御値段でこのレベルの料理を出すのは相当の苦労が有ると思われます。粋すぎて白衣の襟がお揃いで立っているという指摘は弥二朗さん談。
返信する
わぁ~ (ukiki_kumi)
2007-06-10 21:41:46
TBと最新情報ありがとうございます。
やっぱりおいしそうです。
綺麗なお皿ってやっぱりじっくり頂くのには嬉しいですよね。
昔、追手筋24時間パーキングの隣にあったときに行ったことがあって、その時は高校生やって、自分のお金じゃなくって贅沢な事でした。
その頃から言うたらちょっとお味が落ちた?
と思われている知り合いもありますが、
私は充分美味しいと思いました。
粋さがえいなって思いました。
返信する
嬉しいです! (福ちゃん)
2007-06-10 21:07:13
友人と発見して、いい感じのお店!
チェック♪って外観写真だけ撮って、
行けていませんでしたので、タカシさん
に、教えて頂いて嬉しいです~♪

高知らしいお料理!
県外の方にも喜ばれそうですね♪
行ってみます!!
返信する
Unknown (弥二朗)
2007-06-10 17:48:02
あの焼酎は、ググッてみたら、一刻者(いっこもん)と読むのですね。またいつか行きたい店ですね。板前さんの手数のかかった料理はいいですね。 ぴかぴかの包丁が見ていてとても気持ち良かったです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。