※創業「大正3年」に因む店名
二年前の夏の土曜日に弥二朗さんと土佐清水からの帰り道、予約も
せずに行ったところが満席で後ろ髪を引かれながらも帰ってきた事がありました。
そして今日、弥二朗さんご夫婦と一緒に「捲土重来」を期す事が叶いました。
5時15分、曇天の高知市内を出発、上町電車道→鏡橋→枝川→
いの町→日高村→加茂→佐川と車の流れは順調で6時10分到着。
女将さんの案内で奥の個室に案内されましたが、注文は取りに来て
くれません、予約の時に「鰻重」をお願いしていましたので既に調理は
始まっているのです。折角ですから「うざく」や「うまき」も頂きたい
ところでしたがどの料理も「うなぎ」が絡んでいるので30分は掛かる
とのこと、残念ですが今日は「鰻重」に集中しましょう。
※現場注文は基本的に難しいとお心得下さい。
やっと巡り会えた清流「仁淀川」の鰻です。(天然物に非ず)
写真でも解るようにとても肉厚で身が「ぷりぷり」していますので
どこかのやわらかーい蒲焼きのように身を崩しながらご飯に混ぜて
食べるような食べ方は出来ません。
今日の鰻は特別大きかったのでしょうか、弥二朗さんも「こんなの
初めて」とびっくりしています。
濃厚なタレに負けない鰻の味は生臭さ等、全く有りません。
「肝吸い」の塩梅も丁度、箸休めの「漬け物」も上等の物です。
これで1,575円は安すぎると言うのが皆の共通する感想でした。
全個室で「ゆっくり」出来ますので「うなぎづくし」で「司牡丹」を
味わいながらという贅沢な時が過ごせるお店です。
※予約の電話対応が事務的で無愛想なのは決して「鼻高」に
なっている訳で無く、少人数で経営されているが故と納得しませう。
--shop data--
所在:高知県高岡郡佐川町甲1543(Yahoo地図)
電話:0889-22-0031
営業:11:50~14:00・17:00~21:00(19:00迄に入店)
定休:日曜
駐車:10台