最近、旅先の朝は前夜どれだけ呑んでも、ひたすら早起きである。
ウコンも飲んだ、早朝の涼やかな空気も吸った、しか～し、頭の中では
『だんはぁん お冷や どす こーん』
というフレーズがリピートされている。
食べられまへん ディスプレイどすえ。
朝が一番明るいのではないかと思われる烏丸中央口ターミナル
『省エネどすえ』
ですか。
かえるの歌は人間が歌っているのでは？ という疑問
「京都疑定書？」
低い位置にある雲は京都タワーに登ると手が届きそう、なんてね。
開店前のporta地下街、店舗表示板の前で立ち止まっていると、荷物を持ったおばちゃん二人連れ
『あのう、新幹線はどちらでしょうか？』
この質問にはお上りさんの僕でも答えられます
『この階段を上がった正面がそうです』
あっ、ごめん、伊勢丹だった。と訂正する間もなく、今度はwalking中の外国人夫妻
表示板を指さしながら『スターバックス』と聞いてくる
あっ、いや、僕は、京都人でなく…… ……なに、スタバだって。
知ってまんがな、京都唯一で知っている店を、聞いて来るなんて、なんて運が良いんだろう（オレかよ）
『Ah～ Kyoto Tower One-Floor』
マンションか！
正しくは『It is on the first floor of Kyoto Tower 』
……。
でも、まだ表示板を指さしているよ、旦那
正解は『It is not here. 』なのに、つい出たフレーズが
『NOTHING』
（なんでもありません）
↑ 超イミフなんだけど……
でもなんか納得して行っちゃったよ、おいおい
「ア・リ・ガ・ト」ぐらい言えんのか！
少し遅れて階段を上がり二人の後姿を追う、怪しい日本人は
私です。
そんな次第でタイトル
「その時、僕はオブジェになった」
