NEX-5N+VOIGTLANDER COLOR-SKOPAR 35mm F2.5+C/UP-Lens No.3
(F4 1/60秒 ISO-200 露出補正+1.3 WB/AWB)
蓮池公園では、この時期、二種類の蓮が咲いている。
一つは、茶碗の中に花が咲いたように見える、茶碗蓮(実際、花の中心は雌蕊と雄蕊なのだが)
もう一つは昭和26年、千葉県の落合遺跡で発掘された2,000年以上昔の古代蓮の種を起源とした
大賀蓮(オオガハス)である。
花に限ったことでは無いが、撮影の難しさは、撮り直しが出来無いことだと思う。
屋外なら、その日の天候に左右される。一見、静止物のように思われるが、少しの風に翻弄される
ことは、再々であって、更に相手は紛れもなく、生きている。
生きているものは成長と衰退を繰り返し、そこに写っているものは、既に過去なのである。
「一期一会」……自然と対峙する度に巡る言葉である。
さて、今度はどんな色の花を撮りに行こうか……。