今年も動機が幾つかあって、四国の最南端、足摺岬に行って参りました。
其の一つ目は新規に導入した「NEX-6」の試写であります。
レンズは最近ブログUP率の高い、沈胴ズミ(初代Summicron 50mm/F2)の
1957年物(シリアルNr.148万台)
LMアダプターを介してNEXに実装すると画角は75mm(35mm換算)相当となり
所謂ポートレート域に入りますが、最短撮影距離1mですので背景とのバランスを
考えた切り取りが可能です。ご覧のように小さいけど、それなりの重量(220g)があって
NEX-5Nより一回り大きくなったNEX-6本体とのバランスも良いみたいです。
被写体を捕捉するのにNEX-6ではEVFを積極的に使うスタイルになります。
四国霊場第38番札所、金剛福寺山門前のヤブ椿にピントを合わせていると、後ろから
『ちょっと、ちょっと、お父さん』と云う声が聞こえてきた。
私は子供を作った覚えは無いんだがネエと思いながら、振り返ると
私と同年配の男性遍路が『カメラが上手そうだから一枚撮ってよ』と
気楽に笑顔でコンデジを差し出していた。
山門を背景にシャッターを押すとブラケットで一度に三枚撮れたようだ。
『どうですかね』と結果を確認して貰うと
『ウム、やっぱり上手いわ』とよいしょも忘れない。
私は『カメラが良いからですわ』と云って分かれたのですが、因みに
その叔父さんのコンデジは「サイバーショット」の高いやつでした。
いつものように元サイズ画像はコチラから→My-Flickr