■京都国立博物館
所在:京都市東山区茶屋町527(Yahoo!地図)
最寄:京都七条駅より東へ徒歩7分又はJR・近鉄京都駅より市バス
(206)(208)(100)号系統にて「博物館・三十三堂前」下車
観覧:大人500円
時間:09:30~17:00
休館:月曜(公式サイト)
道路向かいの「国宝・三十三間堂」で、1,001体のご本尊拝観を修学旅行生
や外国人(EU系)団体の中に紛れ込み一緒にガイドの説明を聞いたりして
いたものだから「京都国立博物館」に移動したのは16:00を過ぎていた。
明治時代に建てられた本館を見学したかったけど特別展(暁斎)の開催とか
で1時間待ちの行列。やむなく講堂で催されていた「平安時代の考古遺物」
-源氏物語の時代-を鑑賞したのですがなんだかねえ、ピンと来ませんわ。
そらもう「十一面千手千眼観世音」の方がずっと有り難かったです。
この子らは東大門でケータイに夢中なんですわ、太閤さんも
「笑ろうて」ますやろなあ。
三十三間堂も元は朱塗りだったようですが今にその痕跡を殆ど留めて
いません。自然な色彩変化をそのままに、敢えて派手な色彩を施さず
重厚感を出しているのは鎌倉時代の匠の技が随所に見られる希少性
と併せとても好印象でした。
それに比して南の「太閤塀」から北に延びる「東大門」を中心とした「回
廊塀」は2006年に朱塗と成り、対面する「お堂」とのコントラストが冴え
ていると思うのだがどうだろう――国内外共に団体旅行の場合は「駆け
足」なので此処まで見学に廻るのは難しいようです。
↑外国人キャメラマンには人気スポットとなっています。
三十三間堂の内部は勿論「撮影禁止」ゆえ、残念ながら「雷神・風神像」
はお見せできませんが、まさに鎌倉彫刻の名品でございます。
滅多に無い機会ですので今回は友人の「病気平癒」をしっかり祈願して
参りました。
■蓮華王院三十三間堂
所在:京都市東山区三十三間堂廻町657(Yahoo!地図)
最寄:JR京都駅より市バス(206)(208)号系にて所要15分
開門:08:00~17:00(冬季09:00~16:00)年中無休
電話:075-525-0033
拝観:大人600円
駐車:無料50台
(公式サイト)
JR京都駅は前回、滋賀大津に参りました折りはその巨大さに驚く
ばかりでしたが2回目となると冷静に観察出来ました。
あの「梅田スカイビル」と同じ建築家「原広司」氏の設計だと知って
一寸、親近感が沸いたことも影響してるのでしょう。
さて、京都土産も買った事だし大阪に舞い戻り次の取材に備え一旦、
ホテルにチェックイン致しましょう。