タカシのB級グルメ日記

2024高知市納涼花火大会

「The Pan Head's Heaven Saloon」の夜は更けて

2008-05-20 01:45:02 | 至高のハンバーガー


大阪市西区九条の「ザ・パンヘッズ・ヘヴン・サルーン」関西バイカー
のメッカとして最近、更に注目を浴びています。
(どうも飛び道具?効果も有ったらしい)
昨年もこの時期、取材に参ったのですが見つけた時にはL/O TIMEを
過ぎていて「何処で時間を消費したんや」と疑惑を持たれたような感
が無きにしも・・・・・・


日曜19:30過ぎの店内、壁際の照明は最小限に押さえられ所謂「カフェ
バー」的雰囲気を醸し出している。周辺の静けさに赤色系の照明効果も
加わり、外から窺った限りではちょっと「ワル」っぽいイメージなのだ。
でもこれは「演出の妙」――少し緊張しながらドアを開けムーミンママ
案内でテーブルに着き、廻りを見回す頃には「その種の心配」が全く無
用だった事に気付くでしょう。













珍しい「ミラーの生」は一杯700円。(プレッツェル付き)
もし貴方の食べたい物がバーガーだとしたら注文は至極簡単。
此方のバーガーは「5inch」がレギュラーなんです、バーガーの種類は
大きさで無く、トッピングが増える毎に100円+するだけのこと。


チーズ・ベーコン・卵の全部のせで100円お得な「SPECIAL」をどうぞ。
ただし、お時間は少々頂きます(ってあんただれ?)
私は自由と孤独を愛する「スナフキン」てな落ちは置いといて――
ミラーの一杯目も飲み干し8時が近く成った頃、後藤マスター渾身の作
「5inchバーガー」登場。












『ココに竹串が有りますから』と取説を受け(だからゴローズなんかは竹串の
頭に小さい旗を付けているんですね)早速上バンズを潰しながらかぶり付く
ものの、カイザーロール風の自家製バンズはバゲット的な堅さを持っており容
易にその形を変えることを許しません。


皿に飛び出した「パティー」は厚さ3cm以上は有ろうかという圧巻の迫力。
後藤マスター曰く、ニューヨーカーの好む超レアでは日本人には向か無い
ということで中心まで火を通すテクはタマネギと蒸し焼きに有るようです。
道理で表面が焦げていない訳だ。


余り大きいバーガーは好みでは無いのですが「アメリ感」溢れるバーガーに
適量のF.ポテト、O-リングも付いて満足感は充分。最近スパムばかり頂いて
いた故か「肉々しいパティー」の旨さは「特筆物」でございました。
因みに美大出身らしく?計算では1,500calは下らないだろうという見解も。












食後酒にバーボンのトニック割りを頂きながらムーミンママと暫くお話が
出来ました。マスターだったら話しのネタはニューヨークのバーガー事情
やバイク話しに成っただろうと思われたのですが、ママは女性的視点から
お客さんの出身地など、そこに本人が現れたなら絶対紹介して頂けそうな
親近感溢れる方でした。


因みに最近『高知出身のお客さんが二組居て』と言う話しを聞いて四国も
関西圏だなあと改めて思った次第。そんなラストオーダ間近の頃、今夜最終
の「ハラヘリーノ」は先程、電話で「お店の場所」を確認して来られた男性
客5inchバーガーの「EAT-IN」と「TAKE-OUT」のWオーダーです。










店頭のバイクゲージも手狭に成ってきました故、近くに駐輪場を
準備中だとか。滋賀のAMBに続く「関西バイカーの聖地」足るに
相応しい「味」+αを兼ね備えた「DINER」でありました。




--shop data--

店名:ザ・パンヘッズ・ヘヴン・サルーン
所在:大阪市西区九条1-13-3(Yahoo!地図)
電話:06-6582-1981
営業:10:00~22:00
定休:月曜・第1・第3日曜
駐車:自動二輪ONLY
喫煙:可





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2 コメント

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こちらも注目の店 (ハンバーガーストリート)
2008-05-25 13:07:41
こちらのお店もいまだ機会を得ませず……です。

店内「光」は得られるようですね――取材上、大変に重要なことですので。

どうせなら竹串でなくバーベキューの時に用いる「スキュアー」にしたら、より演出に磨きがかかるように思いますね。しかしニューヨークで超レアが珍重されているとは知りませんでした。かの国の国民にもそんな嗜好があろうとは。

ミラーの生は国内販売絶えた筈……貴重なストックでしょうか。たぶん「飲み納め」だったんだと思いますよ。

なんにせよ、率直に申し上げて、バランスは……非常に悪いですね。イカンでしょ。率直に。
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注目に値する店 (タカシ。)
2008-05-27 00:42:46
はい、ご覧のようにテーブルにはスポットが当たってますので夜の撮影でも問題は有りません、影はきつめですが。スキュアーはちーと日本人向けでは無いでしょう。ニューヨークの8オンスパティですかビーフ100%で中心部は肉汁が赤いとか言われてました(後藤M)美味しいらしいですぞ。
バランス云々の前に挟んで食べられません。決して高さを競った訳ではないでしょうが・・・でもパティが美味しかったので救われました。パティーの厚さと言うよりも「人情の厚さ」が際だったと言う〆で。
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