丸亀製麺・高知店「釜揚げうどん」

　　　　　　　　　　　　　　　　　↑釜揚げ（大）￥380　※クリックで→拡大




平成21年12月11日のグランドオープンから三日目、日曜日13:00過ぎに参りまし
たらコノ行列ですわ、皆さん「昼時を避けたんじゃ無いですか」つう位の落胆です。
思えば高知県人に行列の楽しみを覚えさせたのはもしかして、あの「たも屋」
だったのかも知れない。


そんな次第で改めて翌、月曜の昼過ぎに再訪いたしましたが、同程度の店内行
列が出来ています。入り口、入ったところから店内中央部分に設えた厨房の周り
をコの字型に移動して最後の会計迄、計算された動線に沿って客の流れは整然
と進み、切り＞釜揚げ＞注文＞品出しの全てが眺望できます。
記録に因ると並び初めから着席迄、11分というスムースさでした。
















一口食べての印象は「美味い」です、付け出汁が。美味い出汁は食べている最中
時々、出汁だけを無意識に味わうことが有りますが、まさにそれです、多少高知向
けに振った甘口ですが仕舞方の薄まり具合も宜しいかと。
肝心の麺は釜揚げというより「湯だめ」に近いですね、微妙な柔らかさが無いです
が、工程は釜揚げを謳っているだけあって、基本通りに作っています。


注文の受け口は常に「茹で揚がり時間」を釜場に確認しながら客を何分、何秒単位
で待たせ、釜揚げの注文があれば、木製桶（大小あり）を釜場に廻して出来たての
釜揚げを客に渡す流れです。それに対して「かけ」の場合は少し時間が掛かります
（釜場から流れてきた麺を一旦流水で締め＞玉数毎にテボで湯がき＞丼に入れて
客に渡す）ですので逆に言えば、この店に限っては作り置きの茹で麺に当たること
は無いですね。


因みに私が「これが釜揚げうどんだ」というのは此方（長田in香の香）麺を見ての違い
は歴然、食べたらその麺の柔らかさ加減に衝撃をうけます。専門店と比べたら「かわ
いそう」でしょうか、値段は（大）で￥350ですけどね。何れにしろ、茹で始めから始ま
るアルファー化との微妙な「時間的鬩ぎ合い」を味わいたかったら、やはり専門店でと
いうことになりましょう。











↑「揚げたてサクサク」の天麩羅類も「売り」です。











↑翌日、頂いた「かけ大」￥380


釜揚げより、更に「コシ」が残っていると言うか、麺の一本一本が直立しそうな位
締めが効いています「丼の中で曲がりにくい」と言っても大げさで無いでしょう。


他のメニューも色々、頂いてみないと遺憾ですが、讃岐うどんセルフの先鞭を付け
た名店「岡崎」なき後の、この界隈のうどん需要を一手に引き受けそうな予感を感
じさせる、行って楽しいお店でした。
因みに現在のところ北海道から九州鹿児島まで全国312店、四国では香川と愛媛
に続いて、高知が３店舗目の開店となりました。













--shop data--

店名：讃岐釜揚げうどん・丸亀製麺「高知店」※（株）トリドールHP
所在：高知県高知市南金田3-31（Yahoo！地図） 　
電話：088-884-8820
営業：11:00～22:00（21:30L/O）
定休：無休
駐車：充分