Yassie Araiのメッセージ

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高齢者の孤独や介護予防についてかんがえること と今日の絵

2014-09-17 12:13:30 | 絵画と哲学

朝日記  高齢者の孤独や介護予防について考えること と今日の絵

みなさんおはようございます。

徒然こと 1.「介護予防サポーター養成講座」という、三日間のコースにでました。

介護予防法の施行で、地域の高齢者を対象とした健康維持の推進が自治体で展開しています。、サポーターとは一種のクラブ活動の手援け協力者です。コースはこれを養成をするものです。 私の場合、たまたま、声の障害があったので、 年齢健診ではやくから予防介護の対象として、該当しています。

自治体の介護予防センターに、活動場所が提供されているので、筋肉トレーニング、旅行クラブ、料理くらぶ、絵画クラブなど、自主活動がたちあがっています。

個人的には、2002年以来、私が関与してきたラジオ体操会で、十分とみるかどうかです。体操のひとたちは、活動的な健常者クラブのようなもので、この体操のあと、体育館や水泳クラブなどの積極体力増進のひとが多いいのです。、 したがって、早々と介護系へステップインしているというと、 彼らからは、こちらが相当に体力が落ちているのか、多少怪訝そうな様子でした。事実そうかもしれません。しかし、 ものは考えようで、このような結構な制度の立ち上げのころは、みな使命感が高いのが自然です。つまり、すこしこちらが、動けば フレンドリーで活性化したなかまができようというものです。そんなことで、参加費一回ワンコイン程度で、絵画やストレッチに加わっています。そんな経過のなかで、センターの方からうまく誘われ、この機会に、まとまった知識が得られそうなので、コースにでることになりました。

徒然こと 2 だれをサポートするサポーターかをつらつら思うこと

町田市は、高齢者が約10万人です。頭の体操で、高齢化率が2008年で高齢率が20%といして、逆算しますとおよそ人口 50万規模の都市です。これが来年 2015年で25%になるそうで 13万人程度ということになります。 このうち80%が健常者ですから、3万人程度が要介護者ということになります。 したがって 13-3=10万人が 介護予防の対象者になります。

さて、 高齢者で75歳以降の後期高齢者は全高齢者の約5割であるそうです。介護予防はもちろん全高齢者を対象ですが、ものの道理(財政の論理というべきか)で、後期高齢者への取り組みが焦眉の急になりましょうか。 当面 後期高齢者で健常な5万人が介護予防のターゲットになります。 そのように あたまのなかで整理しました。

 今回 出席して、まわりを見渡すとだいたい30名の参加です。このコースは、年に4日実施されますから だいたい年に100名のサポーターが誕生しているとします。 5万人の対象者に対してサポーターは何人必要と計算しているか、などなど考えるとおもしろいです仮に、1000人とします、すると 対象者50人に1人のサポーターはですね。この法律が施行されて5年程度ですから勘定のうえですと500人のサポーターです。 一人で50人のお世話はたいへんです。 本当にそううかな?です。 理念上の数字ではなく 実際は対象者の何割かが実際の対象ですね。 この法律は目標への努力義務ですから 対象者の意志と行政の意志とのせめぎあいの「相撲」です。これでできまります。この割合をどうはじくかです。 そうですね 対象者を1割としますか。そうすると 一人で5人のお世話となります。 この辺に来ると 企画者の洞察力ですね。 理念と実践(現象)での目的の問題ですね。いま「相撲」と表現しましたが、これが 奥行の深い課題です。 さまざまな現実的な制約のなかで努力している社会がもつ「道徳力」(つまり「相撲」です)という言葉がふと脳裡に浮かびます。 使命の燃えて活動されているひとに、あらためて敬意を表するおもいです。

徒然こと3  *講座のトッピックスとして

市内にある大学と提携して、ファカルティと市のスタッフが、 コミュニケーション論、運動講座、つぎに栄養講座,口腔講座、最後に認知症講座、地域活動講座。これにグループ演習でしっかりきたえられます。 そして、市長からコース終了の認定証が発給となります。つまり、サポーター認定です。 別日に ダメ押しで、先輩サポータとの交流会出席がいわば必須となっていて、新人の取り込み完了になります。

*講座のトッピックスとして

高齢化、この10年間    30%増えている。特に 都市部で急速 首都圏内 4都県で300万人弱の増。 増加率で埼玉の56%で、なべて50%台です。以下 その要点をまとめました;

*基本的な課題は 二つ 虐待と孤立

*高齢者の犯罪の特長   絶対数がふえているから犯罪数も増える。

**万引きは 2006年 少年を越えた。

**殺人による検挙者数 高齢者人口比 32% @1988→ 45%。@2007

**高齢者による」殺人では被害者親族意率が60% (一般では 30%)

**高齢者による窃盗および暴行事件 急速増大していいる。ほとんどは万引きで被害金額少ない。

**ホームレスの割合や生活保護受給者の割合は 一般より高い。

**窃盗事件の背景は「生活困窮」、「甘え」。「疎外感」。社会心理学的な問題。

**高齢者の場合、犯罪性がすすむほど、経済的不安、社会的孤立の度合いが大きい。

**社会的孤立が要因としてたかい。

**コミュニティの在り方として  「プライバシー」も尊重されながら「地域での共生」を。

**呼びかけ,応えるなかで成立する「責任」 responsibility

 

徒然こと

以上です。お付き合いくださり、ありがとうございました。


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