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みなさん、おはようございます。
ラジオ体操はいえでします。
絵は 辛夷です。季節をすぎましたね。
**徒然ごと
日本人の思考もしくは行動パターンを
さぐるという一種の「言語ゲーム」をグループで
行っています。
次回検討会の下作業として
「おひとりさまKJ法」の作業の最中です。
*自分の提出項目と
メンバーの提出項目をあわせて
ざっと200項目です。
*これからkeywords(KWS)を抽出します。
*KWSをカードとみなしてvirtualな
シートの上に とりあえず載せていく。
(ここが一番 大脳を刺激する段階のあそびになります)
*ところが KWSが単純にかぞえて 600くらいに
なります。一般的には これをうまく groupingしていく、効率的な手段を模索しています。
作業時間のながれはトランプゲームをやっているような速度ですから あるカードの数が「臨界点」をこえると、大変ですね。
*
ふと、首相官邸では 国民からご意見をとって、あと如何に
処理するのか 自分が担当官ならどうするかを想像します。
そもそも 失礼ながら玉石混交の内容の意見で、それをある一定の処理時間のなかで、読むだけでも大変であろうとおもいます。
(鳩山さんのときはたしか 十か月で四万件くらでした)
分類項目をつくり、機械的に入れていくか。そして数量の集計とその傾向をまとめて、「はい、総理これです」と
するのでしょうかね。
しかし、ただ数値のままであると、具体的でないので、乱数を振って いくつかをサンプルとしてとりあげ それだけを読んで、要約して、こういう意見がありましたと報告し、一応全部目を通しベストをつくしましたとする。
そんなことを想像しますが、もっとちゃんとしているのでしょうか。
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KWSの機械的な抽出と思った途端に、参加者が極端に多い
ゲーム(討論)は実質成立するのかという問題につきあたります。一般的には 最初からグルーピングして 各グループ別討論をする。 それをもとに グループ討論発表会と称してひとつ抽象度をあげた階層レベルで討論し 内容が括られますね。
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全体のなかで一番中心となるのは多分 ゲーム(課題)の企画者でしょう。この辺で 課題企画者は おおよそ、予測していた内容との差を獲得すること(こととして) 全体集計をしてしまうかもしれません。
皆が参加意識をもつためのひとつの手続き儀式としては、これで民主主義の目的を達することになります。
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さて、課題企画者が「予測していた内容」のための
事前作業が必要です。
ここでの作業で得た問題構造の理解の質が 実質的に課題(課題解決)の方向を牽引していくことが期待されます。
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こういうところは 少数の優秀なる(?)スタッフが一気に
書きあげるのでしょうか。(事前に大先生の’虎に威’をかりることもふくめて)
もうひとつ Think-tankが意味あるとするならば
ある一定の学識・経験レベルのひとたちが、
問題の構造を見極めるための解析と記述プロセスを備えて
いて、これがタイミングよく機能することであろうとおもいます。
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英国や米国でのOR(作戦の科学)が育ったのはひとえにここにあったともいえることを、それを調査した友人から聞いたことがあります。
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荒井君はいまKWS 600に目下 苦戦中と申し上げておきます。
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徒然ことでした。
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