ドラガーの勉強法
継続が大切
- 勉強テーマを決める
- 勉強計画を立てる
- インプットする
- アウトプットする
- 「3ヶ月と3カ年」勉強法
まず、毎年新しいテーマを設定して3ヶ月間集中的に勉強する。これが3ヶ月テーマの勉強だ。
同時に3ヶ年をスパンとするプロジェクトを掲げ、3ヶ月テーマの勉強と平行して勉強する。これが3カ年テーマの勉強である。
知識を獲得する手段としての勉強には「短距離型勉強」と「長距離型勉強」の二種類がある。
「短距離型勉強」でも知識の獲得はできるが、それだけでは不十分である。既存の知識を刷新しつつ、時代の要請に応じた新たな分野の知識を取り込んでいくという、
継続的な知識の獲得(「長距離型勉強」)が必要である。
- フィードバック分析
フィードバック分析とは、何かの意思決定を行う際に、期待される結果を書きとめ、後日それを見直し期待と現実を照合する手法です。目標を書いて達成できたかどうか見直すことですな。これにより、一生懸命やったこと、自分の強み、障害になってることなどを分析することができます。
分析した後
・強みへの集中の強化
・悪習慣の改善
・無駄の排除
など実行します。
- 時間と目標のマネジメント
- 書きながら考える文章
長距離型勉強の進め方
①勉強テーマを決める
①勉強テーマ
勉強テーマを設定するには、「強み」・「機会」・「価値観」を考えると良い。
「強み」とは、他よりも相対的に優れた能力のことである。
高い成果を上げられるのはこの強みを活用したときであるから、
自分の強みに焦点を合わせて勉強テーマを設定するのがよい。
「機会」とは、将来のトレンドを考慮した際の絶好の時機のことである。
既に起こって後戻りしない重要な影響力を持つ変化にもかかわらず、
いまだ一般に認識されていないことを探り出しそれに焦点を合わせるのがよい。
「価値観」とは、そのテーマが自分にとって心から楽しめるものかどうかということである。
「強み」や「機会」よりも、まずは「価値観」を優先すべきである。
②勉強計画を立てる
()目標を決め、その達成度を検証し管理する―3章
② ()目標を決める
勉強テーマを設定したら、それに関する具体的な目標を決める。
目標を明確にするには「期限」と「具体的成果」を設定する必要がある。
「期限」は明確に設定し、実際の作業は目標の期限よりも前倒しして行うようにする。
「具体的成果」はできるだけ形に残るもの、例えばレポートなど文章化するのがよい。
勉強が中途半端に終わる最大の原因は、
目標と具体的成果を明確に結びつけていない点にある。
したがって、目標を明確化したら必ず何かに書き留めるようにする。
具体的には次の項目を記録するのがよい。
例
「テーマ」・「開始日」・「終了予定日」・「目標」・「期待成果」・「学習方法」・「インセンティブ」
② ()優先順位を決める
作業の優先順位を決定するために、まずはやるべきことをリストアップする。
そして、内容の重要性と時間の先行性を考え、リストに優先順位を付けていく。
捻出した勉強時間にも優先順位を付け、
この優先順位の高いもの同士を組み合わせていき計画を立てる。
ただし、この優先順位は時間と共に変化をするため、
固定化されたものと考えず、
何かのイベントが発生した時点で再検証をすることが必要である。
()時間を有効に管理する②
時間を有効に使うためには、「時間を記録・分析する」ことが必要である。
それにより作業が効率的に進む時間帯や、その要因を明らかにすることができる。
また、非生産活動があれば、その廃止を検討することができる。
自由に使える時間は、なるべくひとつながりでまとめるようにする。
③インプットする
計画ができたら、それを計画通りに実行していくということを繰り返す。
「最重要事項から常に取りかかり、
それを一時に一つの事柄だけを片付ける」というポリシーが重要である。
インプットの段階では、勉強テーマに関する本をたくさんそろえ、
期間を決めて計画的かつ集中して読む。
最初に読む本は選んだ勉強テーマの全体像をざっくりと俯瞰しているもので、
かつ理解しやすい言葉で書かれているものを選ぶべきである。
④アウトプットする
勉強において、情報をインプットしたら、それを適切にアウトプットしなければならい。
アウトプットとは、目標と結びつけた具体的成果であり、これには充分な時間を割いておく必要がある。
満足のゆくアウトプットが実現できれば大きな達成感を得られ、次の勉強への大きな動機付けとなる。
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