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点滴に空気

2012-06-09 22:34:35 | きになるニュース
http://okwave.jp/qa/q2838159.html

点滴に空気
祖父が現在入院しており、点滴を右手からしているのですが、
空気が入っていました。
びっくりして看護師さんを呼んだのですが、
少しなら大丈夫ですよといわれました。

実際のところ、どれくらい入ったら危険なのでしょうか?
点滴の線すべて空気だったとしたら、どうなんでしょうか?
症状はすぐに現れるのでしょうか??
 
今回は祖父だったのですが、子どもも時々点滴をしてもらいます。
子どもと大人では、危険な量も違いますか??

投稿日時 - 2007-03-16 13:54:02


>実際のところ、どれくらい入ったら危険なのでしょうか?
皆さんがおっしゃる通り成人の場合は数百mlでしょうね。詳しい事は判りません。ただし、子供の場合はもっと少なくなります。静脈血は右心房を通り右心室、肺動脈、肺毛細血管、肺静脈、左心房、左心室、大動脈(全身)へと流れます。従って静脈に入った空気は殆どが肺毛細血管でとらえられ左心系には流れません。とらえられた空気はいずれ血液に溶けます。しかし、大量の空気が入ると、空気が肺動脈につまり、左心系へ有効な血液が流れません。また、右心系へかなりの負担がかかりますので心不全、場合によっては心停止がおきます。また、有効な血液が肺へ流れませんので呼吸不全が生じます。
>点滴の線すべて空気だったとしたら、どうなんでしょうか?
点滴を作る時は点滴の線をボトルにさして点滴を流して線の中の空気を抜きます。仮にこの作業を忘れていたとして通常の点滴のセットであれば数mlですのさほど問題ないでしょう。もちろん線の長さと半径に依存しますが。
>症状はすぐに現れるのでしょうか??
状況によって違ってきます。空気は当然血液より軽いですので、座っているか寝ているかでも違ってきます。仮に大量の空気が入った場合は数秒から数分くらいで症状が出るのではないでしょうか。

右心房と左心房を仕切る壁(心房中隔)や左心室と右心室を仕切る壁(心室中隔)に生まれながらに穴が開いている子が居ます。こういった場合静脈に入った空気がその穴を通って左心系へ入り大動脈から全身に送られ易くなりますので注意が必要です。脳に空気が詰まれば脳梗塞になります。

点滴中の少量の空気が入る事はよくあります。しかしあまり気持ちのいいもではありません。もし、手から点滴中に空気が流れて来ているのを発見されたら、針が入っている手を点滴ボトルと同じ高さまで挙げると点滴の流れは止まります。

投稿日時 - 2007-03-17 09:13:16

私も以前、点滴を受けていたときに管に空気が入っていたので看護師に
「これは体に入っても大丈夫なんですか?」
とたずねたところ、
「空気は普通は下までは行きませんから」
と、答えられたことがあります。
そして、「ホラ」と言いながら管をツンツンと突くと、空気は上のほうに上がっていきました。
血管まではいかないと思います。

投稿日時 - 2007-03-16 14:30:55


もちろん血管に空気が入れば死ぬこともありますが少量では殆ど影響ありません。
じゃぁどのくらいの量が危険か?ですが死ぬと分かっている実験を行うことは出来ませんので分からないと言うのが現状のようです。200CCぐらいなら危ないとか・・・

投稿日時 - 2007-03-16 14:16:33
お礼
少量なら大丈夫とのことで安心しました。
 
もし空気が入ってしまったとして、
4時間ほど経っているのですが、
症状はすぐに現れるのでしょうか? 

投稿日時 - 2007-03-16 14:19:40
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ANo.2


himara-hus
空気が入っているとは、どこに入っているのでしょうか?
血管に空気が入ったかどうかはわからないと思いますけど。
管に入っていても途中の空間のところで吸収されます。

投稿日時 - 2007-03-16 14:10:32
お礼
管の中にありました。
途中で吸収されるんですね。。。
しりませんでした。

投稿日時 - 2007-03-16 14:17:18
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http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5976802.html
点滴速度10倍が原因?での、死亡医療事故の報道がありますが、点滴速度が速すぎることで、身体には具体的にどのような悪影響があるのですか?

質問番号:5976802

回答者:kyo-mogu 回答日時:2010/06/18 10:02
入院経験がありますが、点滴速度を速くすると心臓に負担が来ます。若いときだったので自分で少し早くしてみたりしましたが、苦しくなりましたよ。でも戻しました。
 薬の種類などでもゆっくりとしか入れられない物などあると説明を受けましたよ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%B9%E6%BB%B4%E9%9D%99%E8%84%88%E6%B3%A8%E5%B0%84

点滴静脈注射(てんてきじょうみゃくちゅうしゃ、intravenous drip, DIV, IVD)とは、ボトルやバッグに入れて吊した薬剤を、静脈内に留置した注射針から少量ずつ(一滴ずつ)投与する方法で、経静脈投与(静脈注射、静注と略すことがある)の一種である。単に点滴とも称される。また、そのための医療機器である点滴装置も「点滴」と呼ばれることがある。輸液も参照のこと。
目次 [非表示]
1 目的
2 手技
2.1 点滴装置
2.2 注射針・カテーテル
3 静脈路
3.1 末梢静脈路
3.2 中心静脈路
4 合併症
4.1 共通
4.2 末梢静脈路
4.3 中心静脈路
5 参考文献
6 関連項目
7 外部リンク
目的 [編集]

輸液・輸血を行う。
容量がおおよそ50 mLを超える注射製剤は点滴静注で投与される。
緩やかに、徐々に薬剤を投与する。
時間をかけてゆっくり投与することで、血中薬剤濃度の急激な上昇を抑え、副作用を回避する。一部の薬剤では致死的な不整脈(塩化カリウムなどで起きる)やアナフィラキシー・ショックを起こすことがあり、必ず点滴静注を行わなければならない。
持続的に薬剤を投与する。
持続的に薬剤を投与することで、薬理作用を保った血中濃度を維持することができる。
手技 [編集]

点滴装置 [編集]
点滴装置は、ガラス瓶或いは合成樹脂製バッグに無菌的に充填された薬液と、患者の静脈に刺入される注射針が、「点滴ライン」或いは「点滴セット」と称される専用のチューブで繋がれたものより成る(組み立てる順番は後述する)。静脈であっても相応の血圧が存在するので、圧力をかけるため薬液は高い位置に吊す必要がある。点滴ラインの途中には「チャンバー」と呼ばれる太くなった箇所があり、ここに薬液が滴下される(「点滴」という呼称はここから来ている)。これにより薬液中の微小な気泡が除去されると共に時間当たりの注入量(=注入速度)を測ることができる。注入速度は「ローラークレンメ」というころ状の部品でチューブを圧迫し、狭窄させることによって調節するが、正確な管理が要求される場合は輸液ポンプが用いられる。点滴ではないが、微量の薬剤を持続的に投与する方法としては注射器をすこしずつ押すシリンジポンプも用いられる。急速に薬剤を注入するときは、加圧バッグで薬液を圧迫する方法もとられる(野外での応急手当のような設備が存在しない環境の場合、手で押すこともある)。
注射針・カテーテル [編集]
翼状針
一時的かつ短時間の点滴静注には翼状針(翼付静脈針)が用いられる。注射針の両脇に体表に固定しやすくするための翼(ポリ塩化ビニル製)が付いている。容器・点滴ライン・翼状針を全て組み立てて中に薬液を通してから針を刺す。
留置針
持続的に点滴静注を行う場合には、留置針(金属製の注射針にテフロンないしポリウレタン製の柔らかい外筒を付けたもので、血管に刺入後に金属の針を抜くと外筒のみが留置される)を用い、これを留置した後で容器+点滴ラインを接続する。点滴静注終了後に留置針を残す場合は、閉塞を防ぐためにヘパリン(抗凝固薬)希釈液で点滴ルートを満たすヘパリンロックが行われている。また、ヘパリンの代わりに生理食塩液で満たす生食ロックも汎用されている。
中心静脈カテーテル
中心静脈から点滴静注を行う場合は、専用のカテーテルを留置する。中心静脈カテーテルは長さ30 - 70 cm程度の細い管で、静脈内に持続的に留置するため表面がコーティングされている。複数の内腔をもつカテーテルもあり(ダブルルーメンカテーテルなど)、混注不可能な薬剤を同時に投与するために用いられる。また皮下埋込式リザーバを用いるとカテーテル一式を完全に体内に埋め込むことが可能で、外来化学療法などに利用されている。
静脈路 [編集]

留置針やカテーテルによって確保された静脈内への薬剤投与経路を、静脈路(静脈ルート)という。静脈路は即効性を期待する投与経路として重要だが、血圧の急に下がるような緊急時にはむしろ確保が難しくなる(末梢の静脈が虚脱するため)。そのため、ルートが血栓で閉塞しないことだけを目的に少量の輸液を持続して行ったり、ヘパリンロックを行う場合もある。
末梢静脈路 [編集]
腕や脚などの皮下を走る静脈に留置するルート。手軽に確保できるため頻用されるが、浸透圧の高い輸液を行うと血管炎を起こしてしまうため、高カロリー輸液には適さない(末梢静脈路から投与できるブドウ糖液の濃度は、高浸透圧による血管障害のため10%程度が上限とされている)。末梢静脈から行う栄養はPPN(Peripheral Parenteral Nutrition)と呼ばれる。
中心静脈路 [編集]
上大静脈または下大静脈に留置するルート。これらは体内で最も太く血液量が多い静脈であり、中心静脈 (central vein; CV) と称される。高濃度の薬剤を投与することが可能であり、また血管外への逸脱を起こしにくく確実性の高い投与経路である。その特長を生かして高カロリー輸液 (TPN:Total Parenteral Nutrition) や、血管炎をきたし易い薬剤(一部の抗がん剤など)の投与に用いられる。またカテーテルを通して中心静脈の血圧(中心静脈圧)を測定することが可能であり、体液量の増減やうっ血性心不全の程度を把握するのに役立つ。
中心静脈カテーテルは大腿静脈、内頚静脈、鎖骨下静脈などから挿入し、中心静脈に留置される。手技はやや煩雑で、合併症の危険を伴う(後述)。また、中心静脈ルートが細菌等に感染した場合、致死的な敗血症の原因となることがある。正中静脈から挿入するキット(PICC; Peripherally inserted central catheter)も存在する。
合併症 [編集]

共通 [編集]
カテーテル感染
共通して抱えているのが感染である。薬剤の調製や注入の際に混入した病原体が、プラスティックのルートに付着し繁殖する。末梢静脈では静脈炎が、中心静脈ではカテーテル熱と呼ばれる断続的な高熱が出現する。感染が疑われる場合には速やかにカテーテルを抜去する。ヘパリンロックに使う希釈液を病棟でまとめて調製し、使用都度ごとに注射器に取る使用法において、希釈液の汚染によりカテーテル感染が起こるとの報告がある。
末梢静脈路 [編集]
静脈炎
末梢静脈では高浸透圧の濃い輸液などで血管痛が生じ、ひいては血管炎に至る。
血管外漏出
血管への穿刺が不確実な場合や血管壁が脆弱な場合、薬液が血管外に漏れるいわゆる「点滴漏れ」が起こる。穿刺部周囲に浮腫を生じ、痛みを伴う。組織障害性の強い造影剤や化学療法剤が漏出した場合は壊死を起こす事もある。
中心静脈路 [編集]
誤穿刺
カテーテルを挿入する際に体腔に誤穿刺する。鎖骨下静脈の穿刺では気胸を生じることがある。誤挿入したまま薬液を注入して、胸腔や腹腔・後腹膜腔に薬液貯留をきたす事もある。動脈を誤穿刺したあと血腫を生じ気管や食道を圧迫して呼吸困難になることもある。通常は入れないが右房までカテーテルを挿入しカテ先が貫いて心タンポナーデになったり、洞結節などを刺激して不整脈を生じる事もある。どんなに上手な人がやっても一定の確率で合併症は起こり得る。
カテーテル切断
カテーテルを引き千切った場合、カテーテルが心臓やその他の血管内に閉塞してしまう事があり、手術や血管内治療で取り出す必要がある。中心静脈圧は正常で10 cm水柱圧あるので、またサイフォンの原理もあり、カテーテルの切断部から失血する事故も報告されている。

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