今回の係長の症状は、おそらく熱中症だと思います。
お客様に、しつこいくらい熱中症には注意して!
と毎年この時期になると言い続けてたのに。
犬種的にも熱中症にはかなり気をつけていたのに。
それでもなってしまった・・・
では、熱中症になるとどんな症状になるのか??
★レベル1
暑さで元気がなくなり、激しいパンティング(ハァハァ
いう行動)し、呼吸が荒くなって、大量のヨダレが
出ます。
目が充血したり、耳の内側や口の粘膜の赤味が
強くなってきます。
★★レベル2
犬の正常な体温(直腸温)は、37.5~39度前後
ですが、体温は41度を超え、脈拍が速くなったり、
下痢や嘔吐をしたりすることもあります。
また、グッタリして痙攣を起こすこともあります。
★★★レベル3
脱水症状がひどくなるため、血液が濃くなってきて、
血液の循環が悪くなります。
その為、酸素が全身に行き渡らなくなり、酸欠状態に
なります。
舌の色は紫っぽくなり(チアノーゼ)、意識が朦朧として
ショック状態を引き起こし、死に至ることも多々あります。
今回、係長はこの順番通りの症状が出ましたが、
熱中症は必ずしもこの順番通りにくるとは限りませんし、
いきなり死に至ることもあります。
熱中症を防ぐ方法については、こちらに詳しく
書いていますので、ぜひご覧ください!!
お散歩の時間も遅めに、胸の部分に保冷剤を入れられる
ハーネスもして、首に保冷剤も巻いて、お水休憩もして。
これだけ気をつけていたのに、それでもなりました・・・。
多分、この日お昼に雨が降ったので、ちょっと
湿度が高かったせいだと推測します。
本当にヒヤヒヤしました。ツライ思いをさせてしまい
ました。今まで以上に気をつけます。
皆様もお気をつけください。