8月が近づいて来た
寺は大忙しである
大掃除
来客…
そして次女の就職試験
副住職の次女は
寺を出たいという
20歳で葬儀をこなし
これまでよく寺に尽くしてくれた
大黒さんはとめない
『自分の好きな道を行きなさい
その代わり幸せになる事』
僧侶の世界に居た次女は
『寺は男が継ぐべき』と思っている
次男が生まれるまで
障害のある長男の為に
自分が寺を継ぐつもりでいた
次男誕生により
『自分は父や弟を助ける為に
僧侶の資格をとった』
確信した
『2人を助けるが
寺は継がない
自由に生きる』
大黒さんは
次女に感謝しかない
ありがとう…
無事に
就職試験に合格して
自分の信じる道を進みなさい