星野哲郎さん、去る11月15日に亡くなりました。
昭和を代表する作詞家でした。
その作品、都はるみ「あんこ椿は恋の花」、美空ひばり「みだれ髪」、
渥美清「男はつらいよ」北島三郎「函館の女」、水前寺清子「365歩のマーチ」、
スリーキャツ「黄色いサクランボ」等。
私は、数ある名曲のなかで北島三郎「函館の女」、昭和40年(1965)
が好きだ。
はるばるきたぜ函館へ、さかまく波をのりこえて、
あとは追うなと言いながら、うしろ姿で泣いてた君を、
おもいだすたび逢いたくて、とても我慢ができなかったよ。
私は昭和46年に社会人になりました。最初の年は大学生活から抜
け出せず、会社生活毎日ボーとしてました。ある時、職場仲間との飲
み会で、業務では厳しい上司が「函館の女」の振り付けで踊ってくれた。
「とても我慢ができなかったよ」を我慢に我慢して、やっとたどり着いた
トイレまでの様子を。
それは見事に演じた。でもトイレは使用中で入れない。職場の仲間と
歌い思い切り笑った。
「函館の女」歌ったあの日をさかいに、社会人の生活にチェンジしたよ
うに思う。