青木文雄の 徒然なるままに

いつもの毎日面白く。ときどき映画。

星野哲郎さんを偲ぶ

2010年11月29日 | 日記

星野哲郎さん、去る11月15日に亡くなりました。

昭和を代表する作詞家でした。

その作品、都はるみ「あんこ椿は恋の花」、美空ひばり「みだれ髪」、

渥美清「男はつらいよ」北島三郎「函館の女」、水前寺清子「365歩のマーチ」、

スリーキャツ「黄色いサクランボ」等。

私は、数ある名曲のなかで北島三郎「函館の女」、昭和40年(1965)

が好きだ。

 

はるばるきたぜ函館へ、さかまく波をのりこえて、

あとは追うなと言いながら、うしろ姿で泣いてた君を、

おもいだすたび逢いたくて、とても我慢ができなかったよ。

 

私は昭和46年に社会人になりました。最初の年は大学生活から抜

け出せず、会社生活毎日ボーとしてました。ある時、職場仲間との飲

み会で、業務では厳しい上司が「函館の女」の振り付けで踊ってくれた。

「とても我慢ができなかったよ」を我慢に我慢して、やっとたどり着いた

トイレまでの様子を。

それは見事に演じた。でもトイレは使用中で入れない。職場の仲間と

歌い思い切り笑った。

「函館の女」歌ったあの日をさかいに、社会人の生活にチェンジしたよ

うに思う。