天皇皇后両陛下と敬宮愛子内親王のニュースレポートです。詳細はコメント欄をご覧ください。
天皇陛下、皇居で宮中祭祀「旬祭」にのぞまれる
天皇陛下の即位から5月1日で1年を迎えました。
新型コロナウイルスの感染拡大により公務の取りやめが続く中、陛下は皇居で宮中祭祀の一つ「旬祭」に臨まれました。
「旬祭」は元日を除く毎月1日などに国の安寧や国民の幸せを祈る儀式です。
1日午前8時半すぎ、天皇陛下はマスク姿で半蔵門から皇居に入られ、その後装束に着替えて宮中三殿を回り、玉ぐしをささげて拝礼されたということです。
出席者は、新型コロナウイルスの感染対策で互いの距離を離したということです。
◎天皇陛下 宮中祭祀の一つ「旬祭」に臨まれる 2020年5月1日 11時53分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012413661000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_053
◎天皇陛下、即位から1年 皇居で宮中祭祀に 5/1(金) 12:17配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/05/01/07635604.html
新型コロナに苦しむ国民への思いをホームページに公開
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、即位後初の外国訪問や春の園遊会など、多くの行事が次々と延期や中止となる中、
両陛下はお住まいの赤坂御所に専門家を招き、感染状況や治療薬などについての進講を受けられています。
この進講の際に陛下が話された内容の一部がホームページに掲載されました。
非公開の場での陛下のお言葉が公開されることは極めて異例ですが、
医療従事者や国民への思いが込められていたことから、陛下の了承を得て公開したということです。
◎天皇陛下即位から1年「皆が心を一つにして」 5/1(金) 12:09配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000183038.html
◎天皇陛下 即位から1年、国民の不安に寄り添う 1日 9時06分 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3968845.html
◎早期終息へ願い...両陛下 即位から1年 5/1(金) 13:00配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/38353
★新型コロナウイルスに関する天皇陛下のご発言要旨
尾身茂新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長 御進講 令和2年4月10日(金)
https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/show/51
(宮内庁ホームページ、4月28日掲載)
今日はお忙しいところ時間をとっていただきありがとうございます。尾身さんが,新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の副座長として,新型コロナウイルス対策に大変尽力されていることに深く敬意と感謝の意を表します。また,これまで,日夜,現場で医療などに携わってこられている多くの関係者のご努力を深く多としています。
現在,世界各地で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。我が国でも,人々の努力と協力により,爆発的な感染がなんとか抑えられてきましたが,このところ東京などを中心に感染拡大の速度が速まってきていることなど事態の深刻化が懸念されております。医療提供体制のひっ迫が現れ始めていると聞き,先日は,政府による緊急事態宣言も出されました。
この度の感染症の拡大は,人類にとって大きな試練であり,我が国でも数多くの命が危険にさらされたり,多くの人々が様々な困難に直面したりしていることを深く案じています。今後,私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら,この感染症を抑え込み,現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています。
ご即位から1年の歩みを振り返る報道
◎天皇陛下 即位から1年 2020年5月1日 4時47分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012413211000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
◎天皇の風格感じる 陛下と同級生乃万さん―即位1年 2020年05月01日10時36分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050100029&g=soc
天皇陛下、皇居で宮中祭祀「旬祭」にのぞまれる
天皇陛下の即位から5月1日で1年を迎えました。
新型コロナウイルスの感染拡大により公務の取りやめが続く中、陛下は皇居で宮中祭祀の一つ「旬祭」に臨まれました。
「旬祭」は元日を除く毎月1日などに国の安寧や国民の幸せを祈る儀式です。
1日午前8時半すぎ、天皇陛下はマスク姿で半蔵門から皇居に入られ、その後装束に着替えて宮中三殿を回り、玉ぐしをささげて拝礼されたということです。
出席者は、新型コロナウイルスの感染対策で互いの距離を離したということです。
◎天皇陛下 宮中祭祀の一つ「旬祭」に臨まれる 2020年5月1日 11時53分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012413661000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_053
◎天皇陛下、即位から1年 皇居で宮中祭祀に 5/1(金) 12:17配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/05/01/07635604.html
新型コロナに苦しむ国民への思いをホームページに公開
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、即位後初の外国訪問や春の園遊会など、多くの行事が次々と延期や中止となる中、
両陛下はお住まいの赤坂御所に専門家を招き、感染状況や治療薬などについての進講を受けられています。
この進講の際に陛下が話された内容の一部がホームページに掲載されました。
非公開の場での陛下のお言葉が公開されることは極めて異例ですが、
医療従事者や国民への思いが込められていたことから、陛下の了承を得て公開したということです。
◎天皇陛下即位から1年「皆が心を一つにして」 5/1(金) 12:09配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000183038.html
◎天皇陛下 即位から1年、国民の不安に寄り添う 1日 9時06分 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3968845.html
◎早期終息へ願い...両陛下 即位から1年 5/1(金) 13:00配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/38353
★新型コロナウイルスに関する天皇陛下のご発言要旨
尾身茂新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長 御進講 令和2年4月10日(金)
https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/show/51
(宮内庁ホームページ、4月28日掲載)
今日はお忙しいところ時間をとっていただきありがとうございます。尾身さんが,新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の副座長として,新型コロナウイルス対策に大変尽力されていることに深く敬意と感謝の意を表します。また,これまで,日夜,現場で医療などに携わってこられている多くの関係者のご努力を深く多としています。
現在,世界各地で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。我が国でも,人々の努力と協力により,爆発的な感染がなんとか抑えられてきましたが,このところ東京などを中心に感染拡大の速度が速まってきていることなど事態の深刻化が懸念されております。医療提供体制のひっ迫が現れ始めていると聞き,先日は,政府による緊急事態宣言も出されました。
この度の感染症の拡大は,人類にとって大きな試練であり,我が国でも数多くの命が危険にさらされたり,多くの人々が様々な困難に直面したりしていることを深く案じています。今後,私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら,この感染症を抑え込み,現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています。
ご即位から1年の歩みを振り返る報道
◎天皇陛下 即位から1年 2020年5月1日 4時47分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012413211000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
◎天皇の風格感じる 陛下と同級生乃万さん―即位1年 2020年05月01日10時36分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050100029&g=soc
5/1(金) 12:17配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/05/01/07635604.html
天皇陛下の即位から1日で1年となりました。新型コロナウイルスの感染拡大により、公務の取りやめが続く中、陛下は1日、皇居で宮中祭祀にのぞまれました。
去年5月1日に即位した天皇陛下は、1日、月はじめの宮中祭祀にのぞむため、マスク姿で皇居に入られました。皇室の祖先などをまつる宮中三殿で拝礼されたということです。
新型コロナウイルスの感染拡大を深く案じているという天皇皇后両陛下は、これまでに3回、専門家から説明を受けられています。
陛下は、その中で、医療従事者らの尽力に感謝した上で、「私たち皆が、なお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」と思いを明かされたということです。
◎天皇陛下 即位から1年、国民の不安に寄り添う
1日 9時06分 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3968845.html
天皇陛下の即位から5月1日で1年です。新型コロナウイルスの感染拡大が皇室の活動にも影響を及ぼすなか、陛下は専門家からの進講を重ね、国民の不安に寄り添う気持ちを示されています。
即位から1年となる1日、陛下は毎月恒例の宮中祭祀「旬祭」に臨むため、皇居を訪問されました。即位後、陛下は皇后さまと共に代替わりに伴う儀式に臨んだほか、各地を訪問し交流を重ねられてきました。
今年に入り新型コロナウイルスの感染拡大を受け、予定されていた国内外への訪問が相次いで取り止めとなるなか、陛下はお住まいの赤坂御所に専門家を招き、感染状況や治療薬などについての進講を受けられています。
側近によりますと、陛下は国民の不安に寄り添っていきたいという気持ちを示し、連日、新型コロナウイルスをめぐる報道に触れているということで、今後も様々な分野の専門家から説明を受けられる方針です。
◎早期終息へ願い...両陛下 即位から1年
5/1(金) 13:00配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/38353
天皇陛下が即位され、5月1日で1年がたつ。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、陛下は、皇后さまとともに心を痛め、早期の終息を願われている。
1日午前8時半ごろ、宮中祭祀(さいし)に臨むため、陛下はマスク姿で皇居に向かわれた。
1年前の5月1日、126代天皇として即位した陛下は、常に国民に寄り添い、苦楽をともにするという象徴のあり方を上皇さまから受け継ぎ、天皇としての歩みを始められた。
国内各地に足を運んで、多くの人たちとふれあい、2019年10月には、「即位礼正殿の儀」で、191の国と地域からの参列者に即位を披露された。
また、即位パレード「祝賀御列の儀」では、およそ11万9,000人から祝福を受けられた。
療養中の皇后さまも、即位にともなうすべての行事に出席され、年末には両陛下そろって、台風の被災地を日帰りで見舞われた。
2020年2月、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、天皇誕生日恒例の一般参賀は中止に。
また、即位後初の外国訪問や春の園遊会など、多くの行事が次々と延期や中止となる中、両陛下は、感染拡大に深く心を痛め、専門家から説明を受ける機会を重ねながら、皆が心を1つにして、早期に終息を迎えることを願われている。
◎天皇陛下即位から1年「皆が心を一つにして」
5/1(金) 12:09配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000183038.html
令和になってちょうど1年です。天皇陛下は1日、皇居で宮中祭祀(さいし)に臨まれました。また、新型コロナウイルスに感染した人や医療従事者への思いがホームページに公開されました。
天皇陛下は毎月恒例の宮中祭祀「旬祭」に臨まれました。出席者は新型コロナウイルスの感染対策でお互いの距離を離したということです。また、宮内庁は先日、陛下が感染症の専門家から説明を受けた際に話された内容の一部をホームページに掲載しました。新型コロナウイルスについて「皆がなお一層、心を一つにして力を合わせながらこの感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」などの思いが記されています。非公開の場での陛下のお言葉が公開されることは極めて異例で、医療従事者や国民への思いが込められていたことから陛下の了承を得て公開したということです。
◎天皇陛下 宮中祭祀の一つ「旬祭」に臨まれる
2020年5月1日 11時53分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012413661000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_053
即位から1年を迎えた天皇陛下は1日、皇居で宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)に臨まれました。
天皇陛下は午前8時半すぎ、マスク姿で車内で会釈をしながら半蔵門から皇居に入られました。
このあと装束に着替え、宮中三殿で宮中祭祀の一つ「旬祭」に臨まれました。
「旬祭」は、元日を除く毎月1日などに国の安寧や国民の幸せを祈る儀式で、天皇陛下は宮中三殿を回り、玉ぐしをささげて拝礼されたということです。
天皇陛下は、新型コロナウイルスの感染の拡大で活動が大幅に縮小する中、宮中祭祀や、政府から送られてきた書類に署名や押印を行う国事行為を続けながら、感染拡大の状況や影響について、さまざまな専門家から説明を受けられています。
◎天皇陛下 即位から1年
2020年5月1日 4時47分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012413211000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
天皇陛下は、1日、即位から1年を迎えられました。
天皇陛下はこの1年、即位に伴う一連の儀式などに臨むとともに、各地への訪問を通じて国民との触れ合いを重ねられました。
去年10月の「即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)」では、即位を内外に宣言し、国民に寄り添いながら象徴としてのつとめを果たす決意を述べられました。
また、皇后さまとともに、上皇ご夫妻から受け継いだ毎年恒例の行事で3つの県を訪問したほか、年末には、台風19号による大雨などで大きな被害を受けた宮城県と福島県を訪れ、被災者を見舞われました。
しかし、ことしに入り、新型コロナウイルスの感染が拡大すると、両陛下でのイギリス訪問が延期になるなど、活動は大幅に縮小されてきました。
天皇陛下は、国民が置かれている困難な状況を深く案じるとともに、国民生活の多方面に大きな影響が出ていることを受けて、さまざまな分野の専門家から説明を受けられています。
4月10日、政府の専門家会議の副座長から説明を受けた際には、「今後、私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」などと述べられました。
宮内庁は、この時の天皇陛下の発言の要旨を、両陛下のお気持ちを踏まえ、今週からホームページに掲載する異例の対応を取っています。
◆天皇陛下 この1年の歩み
天皇陛下は、去年5月1日に即位し、象徴として歩み始められました。
この日、皇居 宮殿で、歴代天皇に伝わる三種の神器のうちの剣と曲玉(まがたま)などを受け継ぐ儀式に臨まれました。
続いて、皇后さまとともに即位後初めて国民を代表する人々と会う「即位後朝見の儀(そくいご ちょうけんのぎ)」に臨まれました。
3日後の5月4日、即位を祝う一般参賀が皇居で行われ、天皇皇后両陛下は、皇族方とともに宮殿のベランダに立って、14万人余りの祝意にこたえられました。
5月27日には、国賓として来日したアメリカのトランプ大統領夫妻を歓迎する行事に臨むなど、豊富な海外経験を生かして国際親善に努められました。
終戦から74年を迎えた8月15日。天皇陛下は、初めて全国戦没者追悼式に臨み、戦争が繰り返されないことを願うおことばを述べられました。
天皇陛下のおことばは、上皇さまのこれまでのおことばをほぼ踏襲し、戦争の歴史と平和への思いを受け継がれるものとなりました。
10月22日、天皇陛下は、「即位の礼」の中心となる「即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)」に臨んで即位を内外に宣言し、国民に寄り添いながら象徴としてのつとめを果たす決意を述べられました。
翌11月には、祝賀パレードにあたる儀式が行われ、両陛下は、沿道に集まった大勢の人たちの祝意にこたえられました。
こうした儀式や行事に臨む一方で、天皇陛下は国民との触れ合いも重ねられました。
上皇ご夫妻から受け継いだ毎年恒例の行事で、皇后さまと3つの県を訪問するなど、行くさきざきで多くの人たちと交流されました。
年末には、両陛下の強い希望で、去年10月の台風19号による大雨などで大きな被害を受けた宮城県と福島県を日帰りで訪問し、被災者を見舞われました。
ことし2月、天皇陛下は、60歳、還暦の誕生日を迎えられました。
これを前に、天皇として初めての記者会見に臨み、「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、象徴としての責務を果たすべくなお一層努めてまいりたいと思っております」と述べられました。
しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、天皇陛下の活動も大きく縮小されていきます。
天皇誕生日の一般参賀は取りやめられ、両陛下でのイギリス訪問や、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」になられたことを内外に広く伝える「立皇嗣の礼(りっこうしのれい)」も延期されました。
天皇陛下は、国民が置かれている困難な状況を深く案じ、できるだけ早く感染の拡大が収まることを願うとともに、国民生活の多方面に大きな影響が出ていることを受けて、さまざまな分野の専門家から説明を受けられています。
4月10日、政府の専門家会議の尾身茂副座長から説明を受けた際には、日夜、医療などに携わる多くの関係者の努力をねぎらう気持ちをあらわしたうえで、「今後、私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」と述べられました。(以下略)
https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/show/51(宮内庁HP・4月28日掲載)
新型コロナウイルスに関する天皇陛下のご発言要旨
尾身茂新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長 御進講
令和2年4月10日(金)
今日はお忙しいところ時間をとっていただきありがとうございます。尾身さんが,新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の副座長として,新型コロナウイルス対策に大変尽力されていることに深く敬意と感謝の意を表します。また,これまで,日夜,現場で医療などに携わってこられている多くの関係者のご努力を深く多としています。
現在,世界各地で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。我が国でも,人々の努力と協力により,爆発的な感染がなんとか抑えられてきましたが,このところ東京などを中心に感染拡大の速度が速まってきていることなど事態の深刻化が懸念されております。医療提供体制のひっ迫が現れ始めていると聞き,先日は,政府による緊急事態宣言も出されました。
この度の感染症の拡大は,人類にとって大きな試練であり,我が国でも数多くの命が危険にさらされたり,多くの人々が様々な困難に直面したりしていることを深く案じています。今後,私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら,この感染症を抑え込み,現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています。
◎天皇の風格感じる 陛下と同級生乃万さん―即位1年
2020年05月01日10時36分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050100029&g=soc
天皇陛下と学習院初等科から大学まで同級生で、現在も交流がある乃万暢敏さんの話
この1年の陛下の活動を拝見していると、皇太子時代と違い、天皇としての風格が感じられる。4月の皇居での種もみまきでは、農耕文化の伝承者としての存在感を感じた。(昨年11月の)大嘗祭を経て、真の意味での天皇陛下になられたと言えるのではないか。
誕生日の記者会見では、還暦を迎え、あらゆることに目を向けられている陛下に感服するとともに、ご家族、特に皇后さまに対する思いの深さを強く感じた。即位関連の行事をお二方でつつがなく務められたことが、両陛下の大きな安堵(あんど)につながったように思う。
皇后さまの活躍を一国民としてうれしく思うし、愛子さまの内親王としての振る舞いにも一層の成長がうかがえた。ご家族で仲むつまじくお過ごしで、だからこそ愛子さまも父である陛下と同じ学習院大文学部への進学を選択されたのだろう。両陛下は国民の宝であり、今後もお健やかな生活を送っていただきたいと願っている。
5/11(月) 13:56配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/05/11/07641028.html
皇后さまは11日、歴代の皇后に引き継がれてきた「養蚕」を始める儀式に初めて臨まれました。
皇后さまは11日、「御養蚕始の儀」に初めて臨むため、マスク姿で皇居に入られました。
皇居での養蚕は、歴代の皇后に引き継がれているもので、去年は代替わりの儀式が続いたことから、皇后さまは今年から本格的に取り組まれることになります。
儀式では、豊作を祈り、皇后さまが生まれたての蚕に細かく刻んだ桑の葉を与える「掃立て」という作業を行われたということです。
今年は、新型コロナウイルスへの対策として、養蚕の担当者を減らし、純国産の蚕「小石丸」だけを育てられるということです。
◎皇后さま 皇居で「御養蚕始の儀」
5/11(月) 13:57配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3976743.html
皇后さまが初めての養蚕に臨まれました。
皇后さまは11日午前、皇居にある「紅葉山御養蚕所」で「御養蚕始の儀」に臨まれました。皇室の養蚕は明治以降、歴代の皇后が担い、皇后・雅子さまも上皇后さまから伝統を受け継がれました。去年は即位関連行事が重なったことから、皇后さまが養蚕に取り組まれるのは今年が初めてで、7月上旬まで様々な行事に臨まれます。
御養蚕所では例年、4種類の蚕が育てられますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、助手の数を減らしたため、純国産種の「小石丸」1種類のみとなりました。
◎皇后さまが初めて蚕の飼育 皇居で「御養蚕始の儀」
5/11(月) 17:42配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000183714.html
皇后さまは明治時代から続く蚕の飼育を初めて引き継がれました。
皇后さまは皇居で「御養蚕始の儀」に臨み、明治時代以降の皇后が取り組んできた蚕の飼育を引き継がれました。この儀式は飼育を始めるにあたり、神に祈るもので、皇后さまはさらに、孵化(ふか)した蚕に餌(えさ)を与える「お掃立て」と呼ばれる作業をされたということです。去年は陛下の即位があり、この行事は行われませんでした。関係者によりますと、今年は感染症対策で泊まり込みで飼育する職員を減らしたことから品種を1つに絞ったということです。
◎愛子さま、学習院大でオンライン授業 皇室11~17日
2020年5月11日 7時00分 朝日
https://www.asahi.com/articles/ASN585HPBN58UTIL00T.html
天皇、皇后両陛下や皇族方の予定を毎週更新します。皇室の方々は様々な行事や式典、宮中祭祀(さいし)などで多忙な日々を送っています。紙面では掲載しきれない公務も紹介します。
宮内庁は5月11日~17日の予定を発表した。
皇后雅子さまは11日、皇居の紅葉山御養蚕所で、「御養蚕始の儀」に初めて臨む。即位儀式が重なった昨年は、養蚕に関する儀式は実施されなかった。
両陛下の長女愛子さまが今年4月に入学した学習院大では11日から授業が始まる。新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ、当面はオンライン形式の授業になるといい、愛子さまは既に希望する履修科目を提出したという(表記は宮内庁発表に準じます。予定は変更されることがあります)。
2020.5.14 22:54 産経
https://www.sankei.com/life/news/200514/lif2005140131-n1.html
天皇、皇后両陛下は14日、お住まいの赤坂御所で、内閣府の嶋田裕光政策統括官から子供の貧困問題などに関する進講を受けられた。天皇陛下は今年4月、即位に伴い5千万円を、子供の貧困対策に取り組む「子供の未来応援基金」に寄付されている。両陛下は同日、基金事業の詳細や子供の貧困対策の現状などについて説明を受けられたという。
陛下は2月の誕生日会見で近年、印象に残った出来事の1つとして子供の貧困問題を挙げ「次世代を担う子供たちが健やかに育っていくことを願ってやみません」と述べるなど、関心を寄せられている。
◎両陛下 子供の貧困の「進講」受けられる
2020年5月15日 0時7分 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/05/15/07643503.html
天皇皇后両陛下は14日、子供の貧困をとりまく状況や対策について説明を受けられました。
天皇皇后両陛下は14日午後、内閣府の嶋田裕光政策統括官を赤坂御所に招き、1時間あまりにわたって「進講」を受けられました。
今回の「進講」は、天皇陛下が即位にあたり、社会福祉事業に取り組む2つの団体に5000万円ずつ私費を寄付されたことに伴うもので、14日はそのうちの一つ、子供の貧困対策に取り組む「子供の未来応援基金」について説明を受けられました。
両陛下は、子供の貧困の現状と対策、新型コロナウイルスの影響下での活動などの説明を受けられたということです。
5/20(水) 22:44配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200520/lif2005200057-n1.html
天皇、皇后両陛下は20日、お住まいの赤坂御所に日本赤十字社の大塚義治社長と富田博樹副社長を招き、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる対応について説明を受けられた。新型コロナウイルスに関し、両陛下は4月以降、感染症や経済などの専門家から直接、進講を受けられており、今回が4回目となる。
宮内庁は同日、進講の冒頭の両陛下のご発言を公表した。天皇陛下は、対応にあたる日赤職員をはじめとする医療従事者の尽力に対し「深い敬意と感謝の気持ちを表します」とした上で「皆さんのお疲れもいかばかりかと案じていますし、心ない偏見に遭う方もおられると聞き心配しています」と気遣われた。
昨年5月に日赤の名誉総裁に就任した皇后さまは「皆さんの懸命な医療活動は、多くの患者さんの命を救ってこられたものと思います」とねぎらい、医療従事者や家族らに対し「陛下とご一緒に心からのお礼の気持ちをお伝えしたい」と話されたという。
進講は約1時間半に及び、大塚社長らによると、同社の対応体制や課題の説明に対し、陛下は感染者受け入れの難しさなどについてご質問。皇后さまは医療従事者の心のケアについて心配されていたという。
◎両陛下、医療従事者に謝意 新型コロナ、日赤社長から説明
5/20(水) 21:17配信 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052001174&g=soc
天皇、皇后両陛下は20日、お住まいの赤坂御所に日本赤十字社の大塚義治社長らを招き、新型コロナウイルス感染拡大に対応する医療現場の状況などについて説明を受けられた。
宮内庁によると、天皇陛下は冒頭、多くの医療従事者の尽力に対し「深い敬意と感謝の気持ちを表します」と述べた。医療物資の不足や、医療従事者への「心ない偏見」にも触れた上で、「くれぐれも体に気をつけてお仕事を続けられるよう願っています」と話したという。
両陛下はこれまで、新型コロナに関し医療や経済の専門家から説明を受けている。
◎両陛下に日赤社長などが医療現場の対応を説明 新型コロナ
2020年5月20日 21時26分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200520/k10012438221000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003
天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスの影響が続く中、日本赤十字社の社長などから医療現場の対応について説明を受けられました。
両陛下は、感染拡大に伴う影響が続く中、先月以降、外部の専門家などから詳しい説明を受けられていて、4回目の20日は、夕方、日本赤十字社の大※塚義治社長らが両陛下のお住まいを訪れ、説明を行いました。
冒頭、天皇陛下は、「多くの医療従事者の皆さんが、日夜、大変な尽力をされてきていることに深い敬意と感謝の気持ちを表します」と述べられました。
また、日本赤十字社の名誉総裁を務める皇后さまも発言し、「皆さん方には、くれぐれもお体を大切にされながら、これからも多くの方の力になり、この大切なお務めを無事に果たしていかれますよう、心から願っております」と述べられました。
このあと1時間半近くにわたり、クルーズ船での活動の状況や赤十字病院の対応などについて、メモを取りながら熱心に話を聞かれたということです。
この中で天皇陛下は、病院での患者の受け入れについて「本当に大変なことなんでしょうね」などと話し、医療現場の苦労を繰り返し気遣われたということです。
また、皇后さまは、感染症に対応する医師や看護師の心の苦しみを心配し、病院全体でサポートしていると説明を受けると、大きくうなずかれたということです。
説明のあと、大※塚社長らは、「冒頭に両陛下からおことばを頂くのは異例のことで感激しました。医療現場にとって一番の励みになると感じました」と話していました。※「塚」は点なし。
https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/66#223
(天皇陛下)
今日はお忙しいところ時間をとっていただきありがとうございます。新型コロナウイルス感染症の発生以来,日本赤十字社の職員を始め多くの医療従事者の皆さんが,自らの感染の危険も顧みず,大勢の患者さんの命を救うため,また,感染の拡大を防ぐため,日夜,大変な尽力をされてきていることに深い敬意と感謝の気持ちを表します。日本赤十字社も,大塚社長以下,この間様々な困難に直面されてきたことと思います。
最近では,これまでの医療従事者の皆さんの献身的なご尽力と国民の協力により,国内の一定の地域で,事態の改善が認められています。国内で退院などをされた患者さんも一万人を超えたと聞いております。然しながら,このウイルスをめぐる困難な状況は今後も続くことが予想されます。
特に,医療物資が不足する中,医療に従事される皆さんには,大変なご苦労を重ねられてきていることと思います。また,このような状況が長期化する中,皆さんのお疲れもいかばかりかと案じていますし,心ない偏見に遭う方もおられると聞き心配しています。
これからも,私たち皆が,この感染症の克服に向けて,心を一つにして力を合わせ,困難な状況を乗り越えていくことが大切だと思います。
新型コロナウイルスと闘っている医療従事者の皆さんに,改めて心から感謝の意を表しますとともに,皆さんには,今後ともくれぐれも体に気をつけてお仕事を続けられるよう願っています。
(皇后陛下)
日本赤十字社の皆さんには,新型コロナウイルス感染症の発生以来,その対応のため,大変な毎日を過ごしてこられたことと思います。特に,医療現場で働かれる皆さんには,危険も伴う大変重い任務を担ってこられました。皆さんの懸命な医療活動は,多くの患者さんの命を救ってこられたものと思います。
これまで医療活動に献身的に力を尽くしてこられている方々,そして,その方々を支えられているご家族や周囲の方々に,陛下とご一緒に心からのお礼の気持ちをお伝えしたいと思います。
これからも,まだ厳しい状況が続くことが案じられます。日本赤十字社の皆さんを始め,医療に従事される皆さん方には,くれぐれもお体を大切にされながら,これからも多くの方の力になり,この大切なお務めを無事に果たしていかれますよう,心から願っております。
5/23(土) 7:51配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/45177
皇后さまは、22日に皇居を訪れ、育てている蚕にエサの桑の葉を与える「ご給桑(きゅうそう)」を行われた。
22日午後4時すぎ、皇后さまはマスク姿で皇居・半蔵門に到着し、ご養蚕所(ようさんじょ)に向かわれた。
皇居でのご養蚕は、明治時代以降、歴代の皇后が担い、お代替わりにより、上皇后・美智子さまから引き継がれたもの。
2020年は、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、規模を縮小し、職員1人で飼育していて、皇后さまはマスク姿で、2cmほどの大きさの蚕に桑の葉を与え、職員からくわしい説明を聞いたり、ねぎらいの言葉をかけられたという。
2020年5月25日 14時01分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200525/k10012443831000.html
天皇陛下は25日、皇居にある水田で、恒例の田植えをされました。
皇居には、およそ240平方メートルの水田があり、昭和天皇のころから稲作を奨励するためとして、毎年コメ作りが行われています。
天皇陛下は、午前11時すぎ、雲間から強い日ざしが照りつける中、水色の長袖シャツに紺色のズボン姿で長靴をはいて水田に入られました。
そして、もち米の「マンゲツモチ」と、うるち米の「ニホンマサリ」の苗、合わせて20株を、ひと株ずつ丁寧に植えられました。
これらの苗は、皇位継承によって稲作を受け継いだ天皇陛下が、先月、初めてみずから種もみをまかれたもので、宮内庁によりますと、高さおよそ30センチと順調に育っているということです。
稲は秋に収穫され、11月に宮中で行われる新嘗祭(にいなめさい)などで使われます。
◎天皇陛下 皇居の水田で「お田植え」
5/25(月) 16:19配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/05/25/07649912.html
天皇陛下は25日午前、皇居の水田で「お田植え」を行われました。
陛下は25日午前、皇居を訪れ、生物学研究所の脇にある水田で、稲の「お田植え」を行われました。陛下は長靴を履き、皇居に到着した際には着けていたマスクを水田では外して、ウルチ米のニホンマサリとモチ米のマンゲツモチの2種類の苗20株を丁寧に植えられていました。
皇居での天皇による稲作は、昭和天皇が始め、上皇さまから陛下へと引き継がれました。
皇居では、陛下が到着する直前に、お堀を泳いで皇居に侵入したとして男が現行犯逮捕され、捜査が続いています。
◎愛子さま、英語とスペイン語を選択 皇室25日~31日
2020年5月25日 7時00分 朝日
https://www.asahi.com/articles/ASN5R0VFLN5QUTIL01S.html
宮内庁は5月25日~31日の予定を発表した。
天皇陛下は25日、皇居で田植えをする。19日に予定されていたが、天候不良で延期された。
両陛下の長女愛子さまは、オンライン形式で学習院大の授業を受講。語学は、英語とスペイン語を選択した。(以下略)
2020.5.27 19:58 産経
https://www.sankei.com/life/news/200527/lif2005270084-n1.html
天皇、皇后両陛下は27日、お住まいの赤坂御所で、内閣府の青柳一郎政策統括官から災害ボランティアに関する進講を受けられた。
天皇陛下は今年4月、即位に伴い、国やボランティア団体の調整役などを担うNPO法人(特定非営利活動法人)「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」へ5000万円を寄付されている。両陛下は同日、阪神大震災や東日本大震災での避難所運営の支援や、物資の配布に関する災害ボランティアの役割などについて説明を受けられたという。
29日 18時35分 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3991186.htm
皇后さまは、皇居で育てている蚕に桑の葉を与える行事に臨まれました。
マスク姿の皇后さまは29日午後、代々、皇后が受け継いでいる御養蚕に臨むため、皇居の紅葉山御養蚕所を訪問されました。
この日は、9センチほどの大きさに育った蚕に餌を与える「ご給桑」を行い、「全部食べてしまうのにどれくらいかかるんですか」などと職員に質問をしながら、丁寧に桑の葉を与えられていました。
御養蚕所では例年、4種類の蚕が育てられますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、作業の助手を務める職員を1人に絞ったため、日本古来の品種「小石丸」1種類のみとなっています。
宮内庁によりますと、来週には蚕が繭を作り始めるということです。