Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

「甘い人生」来日記者会見から・・・。

2005-04-08 | 映画・観劇
「甘い人生」来日記者会見を見た。

ビョンホンの会見から・・・ソヌの人生観について

常に試験で100点を取っている人がいるとします。でもその人が今回の試験では50点だった。
その時の気持ちはソヌの気持ちと似ていると思います。
それは、常に70点を取っている人が40点を取った気持ちとは違うわけです。
常に100点だった人がちょっとしたミスで50点を取ってしまった・・・その人はこれからの試験はすべて諦めたいと思うのではないでしょうか。
常に70点の人であれば次は頑張ればいいと思うでしょう。
でもソヌの心理状態というのは常に100点の人の方だったのだと思います。

難しい例えなんだけど、常に70点(実際はそれ以下だった)の私だったら、
「ま、いいっか!次頑張ろう!」と切り替えてしまうんだけど、ソヌはそうじゃないんだね?
ちょっとしたミスでというところが打撃を与えるのかな?
ミスばっかりの私なら、「またやってしまった・・・ま、いいっか」で済まされるんだ。
そこにソヌの悲劇が待っている?んでしょう。

映画を見ていないので、この部分は見てからまた解釈が違ってくるかもしれないけれど、
完璧主義の人がその道を踏み外すことを考えたらちょっと怖いかも。
そのミスがこの映画の場合は、自分の中で思ってもみなかった人を愛する気持ちからということ?

とにかく23日の公開が待ち遠しいわ。


さらに会見から・・・この映画に出演して人生観が変わったか?

自分の人生観が変わったか、自分の考え方がどう変わったかとかは時間が経たないと分からないのではないかと思います。
あとで思い返したときに、あの時自分はこういうふうに心が揺れていたんだとかあの作品は自分にこんな変化をもたらしてくれたんだとか、そういうことは時間が経ってから客観的に分かってくることだと思います。
でも、重要なのはこの「甘い人生」という作品が俳優としての私にとって本当に大切な作品になったということです。
この作品の客観的な評価や興行成績などとは関係なく、私にとっては本当に大切な作品になりました。
これは演技に苦労したからではなく、この作品が素晴らしいものになったからです。
私の大好きな監督をはじめとして韓国映画界の逸材が集まったスタッフ陣、他の映画では主役級のエネルギーとカリスマ性を備えた共演者たち、そういう人が集まって作った作品を私は深く愛します。

このビョンホンの言葉を聞いて、彼がどれほどこの作品を大切に愛しているかがすんごく分かった。
おそらく彼の代表作となり得るだろう「甘い人生」は見逃すことができないよ。
恵ちゃん、頑張ってまた並ぼうね!

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