お待たせ・・・・・でしたね?
さっそく、13話前半です
バスから降りたイナは立ち去っていく人影が目についた
ユニ「どうかしました?」
イナ「ハナかと思ったんだが・・・」
「ハナ?」
「一緒にいたのは・・・いや、見間違いだろう・・・」
ラブホにずんずん入っていくジュンとあとを追って部屋に入ったハナ
「どっちが先にシャワーするんだ?俺が先か?!」
「本気なの?」
「お前の望んでいたことだろ?」
「ええ、そうよ!」
怒ってシャワールームに入っていくハナ
ジュンは部屋の外に出る
シャワールームの中でジュンが外へ出たドアの音を聞いたハナ
「・・・・・(ため息)」
部屋の外の廊下
ジュンもため息・・・
部屋の中で外のジュンのことを気にしているハナ
チャイムが鳴る“ピンポ~ン”
「ソ・ジュンさん?」
ハナがドアを開けると、人相の悪い二人の男が部屋の中に入ってきて
誰かを探している様子・・・
「なんですか?!」
「一人か・・・?」と言いながらいやらしい顔でハナに近づいてくる男・・・
「なんだ?人の部屋でなにやってる?」ジュンが入ってきた
出て行く男たち
ハナに「正気か?、知らない人間になぜドアを開けるんだ!」
怒った表情でベッドに座るジュンと、ソファに座るハナ
「お前がこっちで寝ろ」とソファに行くジュン
「結構です!」・・・ハナもソファに座る
狭いソファに二人で座っている・・・ジュンの手がハナの手にさわる
ハナの手を強く握るジュン・・・
(ハナのことが心配でたまらないんでしょう・・・いいシーンだ、流れている曲もいい^^)
「どうして?私たち別れないといけないの?」
「理由が必要なら、不治の病とでもしておけ」
「どこか悪いんですか?」
「(呆れて)ほんと・・・人のこと全部信じるのか・・・?」
♪First Love 이정열 (Lee, Jung-Yul)
翌朝・・・
海辺を歩くイナとユニ
一旦立ち止まり、歩いてきた足跡を振り返るイナ
先に歩いているユニが振り返り、「どうしたの?」
ユニの足跡に寄り添うように歩いてユニのそばに来たイナ
「この足跡を見てごらん、いいと思わない?
こんなふうに君と一緒に歩いていきたいんだ
もう、ひとりじゃなく・・・幸せに」
「・・・・・」
「僕と・・・結婚してくれませんか?」
「・・・・・」
(とうとうプロポーズ・・・33年かかりましたね)
浜辺を歩いているジュンとハナ
「小さい頃に、父さんとよく来たんだ、父さんがここが好きでさ
父さんとはいつも一緒だったんだけど
母さんと別れてからは、俺に会いに来なくなった
「どうして?」
「母さんがそうさせてたみたい・・・
俺は誰かの一番になったことがないんだ
だから、お前にそれを期待したのかもしれない
お前は何でもオレが初めてだと言ってたから
“ああ、もしかしたらオレがお前の1番になれるかも”って」
「なれるわ」
「いや・・・なれない・・・」
「・・・・・?」
「(ためらいながら・・・)話があるんだ・・・」
ハナがジュンの肩越しにイナとユニを見つける
「お母さん?・・・ソ教授?」
「!」
近寄ろうとするハナの手を取り駆け出すジュン
近くの松林
「どうしたの?お母さんだったのに・・・」
「・・・・・」
「お母さんとソ教授・・・・・」
「・・・・・」
見詰め合うふたり・・・
「ソ教授・・・ソ・ジュン・・・」
「・・・・・」
「お父さんとよく来た海・・・!!」
ハッとするハナ
「そうだ・・・俺の親父だ・・・
お前のお母さんと俺の親父・・・」
言葉もなく立ち尽くすふたり・・・
ソウルへ戻る列車
うつむくハナ
ハナの様子が気になるジュン
ふたりの距離感がとおい・・・
その頃、テソンがユニの家を訪問していた
スタッフの女性からユニが植物園を辞めて引っ越したことを聞いたテソン
会社に戻ったテソン
部下「本社が出資金でお世話になっている
CAZAR(カジャール)のペクさんの要求を断れなかったようです」
以前、リゾートの庭をユニと歩いていたヘジョンのことを思い出す・・・
テソン「キム・ユニさんのことを調べてくれ
カジャールがどうしてそんな要求をしたのかを調べてくれ・・・」
駅に到着した列車から先に降りてきたハナ
ハナの後ろから呼ぶジュン
「ハナや~」
振り向いたハナ
「いいなぁ~、ハナって名前を呼んでくれてうれしい^^」
「・・・・・」
「もっと早く・・・そう呼んでほしかったのに・・・」
ジュンに背中を向けて歩き出すハナ
そのハナに向かって名前を呼ぶジュン
「ハナや~・・・ハナや~」
振り返り、さびしく微笑むハナ
焼肉屋で向かい合うふたり
「飲みましょ!」
テーブルのジュンのグラスに乾杯して、グラスをあけるハナ
ハナの姿を見てるジュン
「別れに理由があるとは思っていたけど、こんなことだとは思わなかったわ
だから、冷たくしてたんでしょ?」
「・・・・・」
「撮影のとき、私、可愛かったでしょう・・・、あなたはとても意地悪だった」
「可愛かったよ」
「あのモデルには、わざとあんなふうにしたの?」
「そんなんじゃないよ・・・でも、水をかけるのはやりすぎだろ?」
「何も、感じないっていうんだもの」
「感じないわけないだろう」
「うちのお母さんのこと嫌いだったでしょう?
お母さんの娘だから、私のこと嫌い?」
「俺にとっては、お前はお前だ」
「よかった・・・」
「・・・・・」
「私があなたのこと好きだということ、知ってる?」
「・・・・・」
微笑み合うふたり
そんな雰囲気に耐え切れず泣き出し、グラスをあおるハナ・・・
しばらくあと、飲みすぎてテーブルに突っ伏すハナ
「・・・・・」ため息のジュン
ハナをおんぶして歩くジュン
背中で眠っているハナ・・・
「お前はお母さんの幸せをどんなに願っても
俺は親父の幸せを願ったりできないんだ・・・
それでも・・・俺を嫌いにならないか・・・?」
背中でジュンの言葉を聞いているハナ・・・
ホワイトガーデン・それぞれの部屋
泣きつづけているハナと、そんなハナに心がつらいジュン
「このまま続けたいか?
俺たちの親の問題だ・・・
最後までいこう・・・」
「・・・・・」
「・・・やっぱり・・・そんなわけに・・・いかないよな・・・」
スタジオで撮影中に電話を受けたジュン
テソンのオフィスを訪ねてきたジュン
テソン「ソ・ジュンさんのお母さんによってハナさんのお母さんが不当に辞めさせられた
どうなってるんだ?、なぜ、あなたの母親が彼女のことにまで口を出すんだ?」
「・・・・・」
「もしかして、ハナと関係が?」
「それは、俺たちの問題だ・・・口出ししないでくれ」
「キムさんは大切な人なんだ、俺が呼び戻すこともできるが
ソ・ジュンさんのお母さんも大切なビジネスパートナーだ」
「俺がなんとかするから心配するな・・・、話はそれだけか?」
「もし、解決できないなら、ハナの周りをウロウロするのはやめてもらう」
「そんなふうに俺たちのことに口を出すな!
もしも、別れるとしても、それは俺たちが決めることだ」
「・・・・・」
CAZAR(カジャール)・会議室
会議中のヘジョンのところへ、ノックもなしに乱暴にドアを開けて入るジュン
「休憩しましょう」というヘジョンの言葉で社員たちが出て行った
「何やってるかわかってるの?」
「電話してください!、母さんがやったことを取り消してください!」
「・・・・・?」
「父さんが付き合っている人の退職を要求するなんて・・・」
「どうしてそれを?」
「そんなことどうだっていいでしょう、どうして母さんがそんなことを?」
「どうしてって?あの女が嫌いだからよ!
私の人生をメチャメチャにした女に復讐しちゃいけない?」
「ダメです!母さんがそんなことをするのは、僕がいやだから・・・取り消してください!」
電話をかけたヘジョン
「これで満足?」
部屋を出て行こうとするジュンに
「うちに帰りなさい、あそこに女の子と住んでるですって?誰なの?」
「!」
「遊んでいないでうちに帰ってらっしゃい
母さんにはあなたが必要なの・・・それぐらいしてくれてもいいわよね?」
「・・・・・」
部屋の外でやってきた父イナとバッタリ・・・
イナ「ここで何しているんだ?」
「父さんこそ・・・、あの人が辞めさせられたから来たんですか?」
「どうしてそれを?」
「入らないで・・・、母さんを怒らせないで、僕が解決したから
せめて、母さんを悲しませないで・・・愛していなくてもそれぐらいはできるでしょう」
「・・・・・」
背を向けて去っていくジュンと何もいえないイナ
ホワイトガーデン・ベンチでお茶しているハナとソノ
ソノ「ど~したの?目が腫れてる」
「いいえ、なんでもないんです」
「僕が前にいったこと覚えてる?
何でも聞く壁になるって・・・僕は壁だ、壁だ・・・」
「・・・・・」
躊躇したあとで話し出すハナ
「(独り言のように)もし、私がほしいものがあって・・・、それを手に入れようとしたら
周りの人を傷つけてしまうとしたら・・・、どうしたらいいです?」
「!・・・・・」
「どうしても、どうしても・・・欲しいんだけど・・・」
「・・・・・」
「(ふっと真顔になり)私、どうしちゃったんだろう・・・(ちょっと泣き声)」
「泣かないでね・・・」
「・・・・・(淋しそうに笑う)」
(ピュルル~ン・・・ハナの携帯に着信)
テソンの車に乗りリゾートに向かうハナ
「ソ・ジュンさんのお母さんがうちのお母さんをクビに?
その話、ソ・ジュンさんは知ってるの?」
「ソ・ジュンさんがお母さんに頼んで解決してくれた」
「私、あの人を苦しめてばかりいる・・・
お願いがあるの先輩!、ソ・ジュンさんのことお母さんに言わないでくれる?」
「だから来たんだ
お母さんに復職してもらう話の前にお前に言っておいたほうがいいと思ったんだ」
テソンがユニに復職してもらうことを話した後
植物園にイナが現れる
「ユニさん!」
仲良く寄り添う母とイナの姿を複雑な表情で見ていたハナは
明るい表情で挨拶をする
「こんんいちは^^」
ベンチに三人・・・
イナをじっと見つめているハナ
イナ「どうかした?」
「何でもありません、・・・海はどうでしたか?」
イナとユニは顔を見合わせる
ユニ「海に行ったことどうして知ってるの?」
「(ちょっとあわてて)海に行ってないの?
お母さんはいつもソ教授と海に行きたいって言ってたから」
ユニ「・・・行ったわ」
イナ「実は、プロポーズしたんだ」
淋しそうにうつむくハナ
そんなハナを見て
イナ「早すぎたかな?」
「いいえ、そんなことないです、(ユニに)そんなことないよ、お母さん」
「おめでとう!教授 おめでとう、お母さん!
(イナに)うちのお母さんをよろしくお願いします
本当に幸せにしてくださいね」
ホワイトガーデンにハナが帰ってくるとジュンが待っていた
「私はお父さんが小さい頃になくなったので顔を覚えてないの
お母さんはいつも一人ぼっちで、そんなお母さんを見るのがつらかった
家族の絵を描けといわれたとき、友達はお父さん、お母さんを描いていた
私はお母さんだけ・・・いつも胸が痛かった
だけど・・・私、」
「やめろ」
ハナをやさしく抱きしめるジュン
「やめろ、もういい・・・大丈夫だから・・・」
「別れよう・・・そして、今度会うときは初めて会うフリをしよう」
ハナを置いて出て行くジュン・・・
切なくなき続けるハナ・・・
②につづく・・・
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