2005-2006 17日目:琴引フォレストパークスキー場
夜中3時頃スキー場に到着し、車で仮眠。。。
やっぱりスキー場の駐車場は寒かった~。-6℃。
7時頃からリフトが動き出し大会に出場しそうな人が
次々にゲレンデに向かってました。。。こっちは、まだまだ
車の中で朝食準備中。電気ポットのお湯がなかなか沸か
なくのんびりしてました。早く滑りに行きたい気持ちもあった
のですが、それよりも体調が悪かったので温かい味噌汁が
欲しかったんです。
味噌汁を飲み終えてから早速ゲレンデに突撃しました。
ゲレンデはバリバリに凍った根雪の上に5cm程度の
新雪が積もってましたが、非常に軽い新雪だったので
2~3本気持ち良くアップすることができました。
これ以上滑ると今朝食べたものがもどってきそうで・・・。
開会式後、種目の説明がありました。
・中まわり(中斜面:人工ウェーブ)
・大まわり(急斜面:整地)
・小まわり(急斜面:コブ)
・指導種目(緩斜面:整地)
指導種目ってなんじゃ~~!?こんな事申し込み時に書いてなかったぞ~
と思いつつ説明を聞きました。
プルークボーゲン(テールコントロール)→プルークボーゲン(トップ&テール)
→プルークターン→基礎パラレルを2ターンづつ行ってくださいのこと。
デモ選の種目らしいが、今までこんな事意識して滑ったこと無いのでかなり
不安になりました。まぁ、審判もうまいこと前走出来るかわからんって言って
たし気楽に考えようと思いました。
1種目:中まわり
中まわりは小回り系の板でしようと決めていたのですが、朝のウォーミング
アップでは大回り系の板しか滑れていないのでぶっつけ本番となりました。
案の定、板の張りとレスポンスの良さに体がついていけず飛ばされてしま
い、内足一本になってしまった感覚があり、微妙に人工ウェーブと
タイミングが合わず飛ばされた感じでした。スピードもあまり乗らなかったし。
もっと朝一にちゃんとアップしておけば良かったと後悔。でも、体が・・・。
2種目:大まわり
大まわりに利用する斜面は一度も滑っていなかったため少し不安になったが
実際に斜面を見るとコース幅も狭く距離も少し短め。という訳で小回り系の板
で滑ることにしました。スタート位置から5m位がかなり急であとは中~急斜面
といった感じでした。大まわりはやはりスピードが大切なんで今年の目標どおり
「攻める」姿勢を出そうと思い、クローチング開始!!急斜面を降りても思った
程、スピードが乗らなかったのでもう少し組み続け、スピードが乗ったところで
ターン開始!!と思ったら3ターン位でゴール・・・。全く思い通りに滑れなかった。
3種目:小まわり
ちくさ高原の練習用コブ斜面を少し急にしたぐらいのバーンに1本ライン
だけインストラクターの方が作成されたコブがありました。
でも、最初の3ターンの溝は枝や石が出てました。
スタート審判に3ターン位スタート位置を下げません?と聞くと無線越しに
校長先生から「石を踏まないように滑ってきてくださ~い!!」との声が。
コブの底滑ったら板が傷んでしまうので、バンク滑るしかないですやん!
ここで登場「なんちゃってバンクマジック!!」
僕のマテリアルは丸山貴雄選手と見た目は同じということもあり
まわりの選手からの「バンクマジックでしょ!」と言う声におだてられ
最初の3~4ターンはバンク滑っちゃいました。後は、いつもどおりに
コブと喧嘩しないように雪面コンタクトを心がけてゴール。
4種目:指導種目
普段、聞きなれない種目にちょっと戸惑ったけど小回りが終わった後、
一緒に参加されていた兵庫県の選手と会長から手ほどきを受けました。
指導種目の見せ所は、「ズレズレ」と悟り外向外傾でずらしまくりました。
声に出して滑っていると意外とスムーズに滑れた感じがしました。
滑る前に、イメージトレーニングをしたかいがありました。イメージを
する大切さを改めて感じました。
ほとんどの選手は僕と同じで、滑りながら大きな「?」マークが頭の上に
出てました。ある意味面白かったです。
4種目が無事終了し、後は閉会式を待つばかり。
体調もよろしくないので大会後は昼ごはんを食べて閉会式の時間
まで車でゴロゴロしてました。
そして、結果発表となりましたが自分が思っていた以上に良い成績が
もらえ満足満足!!お米がもらえたのがうれしかった~~!
ここのスキー場のスタッフは本当に親切・丁寧な方ばかりだなぁ~と
思います。リフト券売り場のおねーさん、リフト係のおっちゃん、駐車場
のおっちゃん、スキー学校の先生、温泉の受付のおねーさん等全員
笑顔で挨拶してくれますね。当たり前といえば当たり前なのですが
なかなか兵庫県内ではここまで丁寧なスキー場は無いように思います。
テクニカルカップの閉会式においても、来年に向けての改善点を選手の
方々へ聞いたり、面白い種目を検討していることを言ったりとスタッフ
全員でスキー場を盛り上げている感じが凄く伝わりました。
是非是非、また広島方面に行った際には滑りに行きたいと思います。