発熱後、しばらくたってから歯磨き粉のミント風味が苦味に感じ始め、それからはお茶も味がしなくなったりと味覚がおかしくなりました。
極めつけは試しに飲んだ缶コーヒーが激不味いのです。超苦い粉を飲んでいるよな何とも言いがたい飲み物になってしまい一口も飲めませんでした。甘いはずの缶コーヒーが超苦く粉っぽいという始めての感覚に戸惑いました。
食べれるのにおいしくないって気分的によろしくありませんね。しばらく飲食しても楽しくない…。食べても美味しくないって思ったよりメンタル的にきますね。何を食べてもあれっこんな味やったかなと疑問符がつきまといます。味が濃いいものは何と無く分かりますが、何を食べても苦味を感じてしまいます。
ほんま回復するんかな?と不安でしたが回復の兆しを感じてからはあれよあれよと食べ物の味が感じられるようになり急激に回復してきました。ご飯がとても美味しいし、お菓子も美味しいし、大好きな珈琲も薫りがする。あぁーよかったー。
体調的には少し咳き込むことはありますが、他の症状はなく体も動くようになってきました。コロナが流行し始めた頃に罹患してたらもっと大変だったのかなと思うとぞっとしますね。呼吸器系がやられると絶対にパニックになる自信はありますね…。もうコロナには懲りごりです。
何とか体調も間に合い長男の卒業式にも参加出来ました。中学3年間はあっという間に過ぎ去った感じがします。長男は大きな体調不良も起こすことなく皆と同じ様に3年間過ごすことができ、とても有り難く幸せな時間でした。パッパラパーな脳ミソですが、反抗期的な事は全くなく優しい性格のまま成長した感じがします。
親としてはもう少し位勉強してもええのちゃうか?と思うことは多々ありましたが、ほんとに勉強嫌いなんだろうな…。やりたいことは見つかったときに必死に勉強すればいいかな。いつでもやろうと思えば勉強は出来ますし、やらん人はいつになってもやらん。
そんなことを思いながら卒業式に出席してきましたが、受付で長男の汚い字で書かれた手紙をもらった時点で感情が溢れそうになります。どのような思いで書いたのか分かりませんが、息子なりの感謝の気持ちを受け取る事が出来ました。毎日、子供が元気な姿で登校して、部活して、習い事して、普通に過ごしてくれているだけで親は幸せなんです。それを3年間続けてくれただけで充分親孝行です。
卒業式も順調に進み卒業生の歌声を聞くともう駄目ですね…。仰げば尊しのピアノ演奏が始まったら涙腺が崩壊してしまいます。マスクもびちゃびちゃやわ。
卒業式という人生の節目を経験し、春からまた新しい道をそれぞれ歩み始めることになります。これからも紆余曲折あると思いますが、悩んだり、喜んだり、泣いたり、笑ったりしながら一歩づつ前に進んでもらいたいですね。成長した息子の姿を目に焼き付けながら、幸せな時間を過ごさせてもらいました。
卒業、おめでとう。