要介護5の祖母の在宅介護記録。

要介護5の祖母を在宅介護している。在宅介護の記録。

コロナ感染が増えていて施設が利用できない。

2024-07-16 13:06:00 | 日記
施設でコロナの感染が増えていて、実質閉鎖。早くても再開は21日。そういえば、コロナで利用停止や閉鎖になるこの感覚、忘れていた。だからといって感染した方を責める気は全くない。「お大事になさってください」と伝えた。こればかりは気をつけていても感染するし、仕方ない。ただ、2020年から出てきた新型コロナがなかった世界が懐かしい。


施設での入浴もできないため、祖母の体がどんどんと蒸れてカビ(面のように赤くなる)が生えてきている。本来は14日に入る予定だった。どんなに清拭や着替えをがんばっても、入浴にはかなわないことを初期から知っている。お風呂で綺麗にしてあげたい。


今週は14日、16日、17日、19日に利用(うち2回の入浴)の予定だったので、母とスケジュール調整もてんやわんや。今週をどのように乗り切るか。


一昨日、藁にもすがる思いで留守番してくれるサービスがないか、母と問い合わせてみたが見つからなかった。酸素のカニューラが抜けないか、3時間でもいいから見ていてくれるだけでいいのだけれど、難しいようだ。


酸素つながりで言うと、酸素濃度を高めるオキシマイザーは月1個までしか出せないそうだ。これはいったいどのような計算なんだろう。


まず「1個!?」と驚いた。なぜなら、全くもって足りないからだ。1週間に1回は少なくとも替えたいところ。

1.鼻の粘液などで詰まる。
2.入浴の際、オキシマイザーの部分に水が入るため交換が必要。濡れないように工夫しているが、無理。ビニール袋をかぶせたら酸素が取り込めないので、無理。そのままにしておくと、酸素濃度は低下。


不足分は3000円〜4000円くらいで自費でとのこと。仕方ないか。自費で買えるだけマシと思うしかない。

ところで、このオキシマイザーというのは、管も固く形状記憶しないので、鼻から抜けやすい。そのため、一日に何度もテープ止めをやりなおしている。命に直結する酸素がちゃんと入っているか否か、安心できないというのは、介護する側からしたらものすごく心労。


介護をして初めて知ることばかり。90歳の要介護5の祖母の介護をしていて「社会や制度ってやさしいんだな」と感じることがあまりない。でも、親身になってくれるやさしい人はいる。たとえば、施設のなかでも祖母のことをよく気にかけてくれる看護師。それが救いだ。


【祖母の容態メモ】
・酸素7.5ℓ
・血中酸素飽和度 94%
・体温は36.8度
・痰が絡んでいるのだが、自力では出せなくなった
→背中をさすったり叩いたりしても出せなくなった
→吸引がそろそろ必要かも
・1日1食、食べるかどうか
・メイバランスは1日3〜5本
・乳酸菌飲料1日2本(本来はの目安は1日1本だがこの状況で好むものをあげる方針)
・棒のバニラアイス1本
・コーヒーは飲まなくなった
・スイカも食べなくなった
・発汗がすごい
・お水は飲めている
・脇とオムツが当たる腹部を中心に赤い
→タオルを挟んで対応
・目と声が弱々しくなった
・背中と臀部も小さくなった
・力も弱くなりオムツ交換や清拭も2人で行う方がやりやすい
・車椅子に乗りたい、外に行きたい、ということもなくなった
・認知症がかなり進んだのか、施設に行って帰ってきても「施設に行ったの?」と言う
・昔話もしなくなった
・歌も歌わなくなった
・「あーみーちゃん」と昼夜問わず、場所問わず言っている。施設でも呼んでいるらしく、連絡帳に書かれていた
・表情が乏しくなった
・背中が変というので、よく体位を変えている
 

など

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 介護は甘くない。 | トップ | 発熱 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事