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異常干支について感じること

2020-11-22 12:15:00 | 日記
60の干支の中には異常干支と呼ばれる干支が13個あります。
これらを持つ人は常識から何かズレてると言われており、
特に丁亥、壬午、辛巳は
第六感に優れているとも言われます。



わたしの両親は2人とも同じ異常干支を持っており(つまり異常干支が律音している)、
子どもながらに両親が少し変わっていることは感じていました。
どこが変わっているのかと聞かれると答えに困るのですが、
近所の方との交流で周りから浮きやすかったり、それを当人達が感じていないところが不思議でした。


命式というのは親子で遺伝していくもので、
特に陽占は少なからず
親から引き継いだ部分が読み取れることが多いです。
陰占も親と共通干支があることがほとんどですが、わたしと妹は異常干支を引き継ぎませんでした。(ちゃんと宿命中殺や共通干支はあります)
異常干支(父)×異常干支(母)=普通(娘)
という形に収まったのかもしれません。


他にわたしの周りにいる異常干支の人として夫がいます。
夫は日干•乙巳の日居天中殺な人。
こちらについては、また別の記事でお伝えしていこうと思います。




異常干支には命式で持つ以外に後転運で巡るものがあり、
特に大運で異常干支が連続して(2連または3連)巡る時を
大運天中殺と並び運勢が乱高下する時期として、
変刻律大運と呼びます。

命式に異常干支を持つ場合は、その期間は普通の人に戻ると言われ、
命式に異常干支を持っていない人は、その期間異常性が現れるとされています。

この異常性って何か分かりづらいですよね。
実際どんな形で現れるかは人それぞれなので一辺倒には言えませんが、閃きが良くなる人もいれば、家族や配偶者が病気や鬱にかかるといったこともあるようです。


今年入籍したわたしの妹の旦那は、
現在30年間の変刻律大運の8年目です。
命式に異常干支は持っていないのですが、
彼は大正時代くらいの価値観のお家で育ったようで、考え方が時代からズレているなと少なからず感じます。
例えば、
・男の子の名前は親から一字とる、女の子の名前はどうでもいい(興味がない)
・姑の言うことを聞くのが当たり前と説く。
・育児はワンオペになるけどいい?と育児に関わらない宣言。
上記のような思考を父親から受け継いでいます。

田舎の里山で育っているので、
そのような価値観が今も根付いている地域なのだとも感じますが、(田舎住まいの方ごめんなさい。皆がそうとは思いません。)
一度県外の大学にも出て外の価値観に触れているにも関わらず、
この思考回路を保持していることは
時代からズレていると言っていいでしょう。



この彼との間に共通干支があれば、
お互いのことが理解でき今よりも苦はなかったと思いますが、
妹夫婦の場合共通干支が天剋地冲しかありません。
さらに妹にだけ宿命中殺があることで、
古めかしい価値観の枠に収まることを嫌う性質もあって、
旦那と激しくぶつかっているようです。

陰占の相性自体はかなり良いのですが、共通干支がないことはお互いに似通った部分がないので、このような結果をもたらすことが多いのです。


では何故彼らはこのような相性の相手を選んだのでしょう?
わたしが妹夫婦の命式を見て気づいたことは、妹の旦那が変刻律大運に加え、
妹も大運天中殺中であったことです。


変刻律大運や大運天中殺は普段の自分とはズレが生じたり、自分の枠を飛び出た価値観になりやすい時期です。
ですから、お互いに普段の自分とは違う感覚の中で相手を選ぶことになったということだと思います。




職場の同僚でも同じように変刻律大運中に一切家事のできない男性と結婚して離婚したケースがありました。
実家を一度も出ず、家事は全て母親に任せて何もできない人というのが
いないことはないと思いますが、
朝起きてパンを焼くことすらしないで妻が朝ごはんを作るのを待っている夫というのも、今の時代ではなかなかの希少種であろうと思います。


これらのことから考えるに、
異常干支の異常性とは、
時代や周りの価値観からズレるという現れ方もあるのではないかと思いました。









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