時間は過ぎてゆくものだが、 時は刻んでゆくもの。 しっかりと時を刻んで、 40歳にもなったら不動の存在で ありたいものだ。 * * * しかしながら、我が身を省みれば、 母も無く父も無く生まれ、 師も無く育ち、 もっぱら本の知識に頼って 生きてきた。 そして今でも、まだ、 母や父を、そして生涯の師を 捜している。 そんなわけで、実力も無いのに、 いろいろな人の助けに恵まれて 今のところ、なんとか幸せに 生きさせてもらっているのは、 本当にありがたいことだ。