岩佐又兵衛。
作品の量の多さに圧倒される。
その表現の表面的な過激さゆえ、
一部の作品については、
真贋論争もあったという。
おそらく、昔なら、
個々の絵の質、深み、精神性などの点から、
あまり高く評価しなかったかもしれない、
などと思う。
しかし、今ではもう、
ただ、すごいなぁと思う。
こうした作品と、
己のなしえたものを
引き比べたときに、
高みに憧れるばかりで、結局のところ、
凡庸と軽蔑していた作品にさえ及ばなかった
自分の力の無さ、愚かさを思い知る・・・
少しつらい。
それでも、美しいものを見たい、
という気持ちは、
いかんともし難い。
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