日々の寝言~Daily Nonsense~

変わりはじめたうつ病の治療

今日のNHKスペシャルは
「変わりはじめたうつ病の治療」

うつ病の薬づけ治療の問題は、
ずいぶん以前から指摘されていたのだが、
やっと変わり始めたということらしい。

そもそも抗うつ剤は、
脳内のセロトニン量を無理やり増やす対症療法なので、
自殺などの劇症を抑える効果は大きいが、
薬だけで完治することは難しいと思う。

まずはストレスの元を認識して、
それをできるだけ減らし、
家族やカウンセラーがサポートして
自律回復に持ってゆく必要がある。

それにもかかわらず、依然として、
大量の薬を処方するだけの医師も多いようだ。

まあ、そのほうが儲かるし・・・

そもそも、抗うつ薬の存在自体が、
製薬会社に大きな利権を生んでいるという話も
昔から根強くある。

番組でも出ていたが、
患者の会や、集団でのカウンセリング、
家族への講習会、
などなど薬以外の部分で
やるべきことはたくさんあると思う。

それにしても、100万人ですか。
全人口の100人に1人。
世代を限れば50人に1人くらいになるのかもしれない。

とはいえ、対応を間違わなければ
本来はそんなに怖い病気ではないはずだ。

良い方向に変わってゆくことを祈りたい。

コメント一覧

うつ病と光療法 サイト管理人
うつ病の原因を絶つ
http://portal.lighttherapy.jp/patient/post_111.html
私もこの番組を見ました。
様々な点て指摘されていたのですが、一番感じたのは、イギリスの心理療法で効果を上げている点です。

つまり、うつ病の原因を取り除こうとするアプローチか、日本のように薬で対処療法を行うアプローチかの違いです。

これは大きな差だと思います。

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