第1回はタイ。
関税が無税になる FTA の恩恵もあり、
政情不安にもかかわらず、
各国の工場が集結しているという。
当然ながら、技術力も高まってゆき、
もはや世界トップレベルだという。
中国やインドもそうだったが、
こういう番組を見るたびに、
これから日本はどうすればいいのか、
考えてしまうのだが、
生き残れるシナリオはまったく見えてこない。
少なくとも、もの作りで国際的に
復活するということは
もうありえないのだと思うしかなさそうだ。
しかし、それに代わる国内産業が
まったく見えない。
国内のサービス産業も大切だが、
資源の無い国としては、
外貨が稼げるものが必要だ。
情報??バイオ??
医療・製薬??観光??農業??
戦後の50年、アジアの中で
日本に生まれて育ったことは明らかに
幸せなことだったわけだが、
それが永遠に続くということは無い。
今後は、これまでと
立場が逆転してゆくことになりそうだ。
「希望の無い国」と言われて久しいが、
依然、希望が持てないまま、
グローバル化の大競争の中で急速に没落してゆく、
という未来図しか見えてこない。
誰でもいい、「それは間違っている」、
とはっきり言ってくれれば、
どんなにうれしいか。
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