日々の寝言~Daily Nonsense~

福岡伸一の新・ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う

4月から、朝日新聞で、
生物学者の福岡伸一先生が
小説を連載されている。

新・ドリトル先生、ということで、
まだイントロだけだが、
福岡先生のこれまでの見聞はもとより、
新しい生物学や生態学の知見などが
盛り込まれるのだと思うので、
今後の展開が楽しみだ。

これを読むために、朝日デジタルを契約してしまった。
ビューワーなどはいらないので、
有料記事 300本/月までなら 980円
というのはリーズナブルだと思う。

しかも、契約から1か月間は無料なので
(契約月内無料ではないのも良心的だ)、
小説がおもしろくなかったら解約できる(笑)

前にも、どこかに少し書いたような気がするが、
ドリトル先生のシリーズは、
小学校高学年の頃にだいたい読んだ。

同学年の女の子が図書館ガールで、
競うようにして借りて読んでいたのが懐かしい。

岩波から、井伏鱒二さんの翻訳で
きれいな装丁で出ていたのだが、
今から考えると贅沢だと思う。

久しぶりに読みたくなって、
amazon で検索したら、なんと、
新訳が出ていた(KADOKAWA 版 ※)。

「航海記」は、Kindle Unlimited だったので、
とりあえずダウンロードして積んである。

わかりやすい日本語にした、ということで、
ちらっと見たら「沼のほとりのパドルビー」は
「水辺のパドルビー」になっているようだ。

確かに、「沼」ではなくて、
「浅瀬」、「水辺」のほうが正しいのだと思うが、
「沼のほとりのパドルビー」という
語感が良かったのだけどなぁ・・・

挿絵も、岩波のものは、原書の挿絵が
ついていたのだが、新訳のほうは、
ちょっと漫画っぽい絵になっていて、
子供には親しみやすいのかもしれないが、
ちょっと残念な感じだ ※

話がずれてしまったが、
昔のドリトル先生ファンの一人として、
連載小説の今後に期待したい。

※:福岡先生も、2014年に新潮社から「航海記」の
新訳を出されていましたが、ここに書いているのは、
河合 祥一郎さんが訳された KADOKAWA 版です。
新潮社版の挿絵は、原書のものが使われているようです。
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