生物学者の福岡伸一先生が
小説を連載されている。
新・ドリトル先生、ということで、
まだイントロだけだが、
福岡先生のこれまでの見聞はもとより、
新しい生物学や生態学の知見などが
盛り込まれるのだと思うので、
今後の展開が楽しみだ。
これを読むために、朝日デジタルを契約してしまった。
ビューワーなどはいらないので、
有料記事 300本/月までなら 980円
というのはリーズナブルだと思う。
しかも、契約から1か月間は無料なので
(契約月内無料ではないのも良心的だ)、
小説がおもしろくなかったら解約できる(笑)
前にも、どこかに少し書いたような気がするが、
ドリトル先生のシリーズは、
小学校高学年の頃にだいたい読んだ。
同学年の女の子が図書館ガールで、
競うようにして借りて読んでいたのが懐かしい。
岩波から、井伏鱒二さんの翻訳で
きれいな装丁で出ていたのだが、
今から考えると贅沢だと思う。
久しぶりに読みたくなって、
amazon で検索したら、なんと、
新訳が出ていた(KADOKAWA 版 ※)。
「航海記」は、Kindle Unlimited だったので、
とりあえずダウンロードして積んである。
わかりやすい日本語にした、ということで、
ちらっと見たら「沼のほとりのパドルビー」は
「水辺のパドルビー」になっているようだ。
確かに、「沼」ではなくて、
「浅瀬」、「水辺」のほうが正しいのだと思うが、
「沼のほとりのパドルビー」という
語感が良かったのだけどなぁ・・・
挿絵も、岩波のものは、原書の挿絵が
ついていたのだが、新訳のほうは、
ちょっと漫画っぽい絵になっていて、
子供には親しみやすいのかもしれないが、
ちょっと残念な感じだ ※
話がずれてしまったが、
昔のドリトル先生ファンの一人として、
連載小説の今後に期待したい。
※:福岡先生も、2014年に新潮社から「航海記」の
新訳を出されていましたが、ここに書いているのは、
河合 祥一郎さんが訳された KADOKAWA 版です。
新潮社版の挿絵は、原書のものが使われているようです。
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