カズオ・イシグロさんのノーベル文学賞の授賞式が
12月7日(日本時間の8日?)にあった(はず)
ニュースなどもほとんど見られなかったのだが、
受賞記念講演(Nobel Lecture)の全文が
いくつかの新聞に掲載されていた。
イシグロさんらしい、控え目で、でも
分断を避けるために、広い視野をもって,
多様性を許容しなくてはいけない、
という主張のこもった内容だったようだ。
ノーベル財団のページにも掲載されている。
末尾の、イシグロさん自身が "Nobel Appeal" と呼んだ部分を引用する:
> It's hard to put the whole world to rights,
> but let us at least think about how we can prepare
> our own small corner of it, this corner of 'literature',
> where we read, write, publish, recommend, denounce
> and give awards to books.
> If we are to play an important role in this uncertain future,
> if we are to get the best from the 16 writers of today and tomorrow,
> I believe we must become more diverse.
原文の英語の他、スゥエーデン語、フランス語、ドイツ語、スペイン語に
に翻訳されているのだが、残念ながら日本語は無い。
日本語訳は、たとえば毎日新聞に掲載されている。
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