映画館に行って、
「すずめの戸締り」を
初日のラストで観た。
直前にアナウンスされた
販促グッズの「新海誠本」
を手に入れたくて、
発売と同時にチケットを
買ったのだが、
既にネット上にも出ているとおり、
1つのシネコンで、
複数のスクリーンを使って
時間を重複しながら上映する
という状態なので、
それほど混んではいなかった。
全国で300万部用意された
という「新海誠本」も
無事入手できた。
16ページの小冊子だが、
企画書や絵コンテが
紹介されていて楽しい。
映画のほうは、いつもどおり
映像はとてもきれいだったが、
お話のほうは、途中ちょっと
辛い感じもあった。
これも既にネット上に
いろいろ出ているとおり、
謎解き要素は少なく、
ストーリーも、メッセージも
ストレート。
「天気の子」では
世界を救わなかったのだが、
今回は救いまくる・・・
自分も救うし、世界も救う、
というのはかなり欲張りだ。
ミミズとの戦いについては、
村上春樹さんの
「神の子供たちはみな踊る」
を連想した。
地震とミミズやナマズを
結び付けるのは一般的なこと
ではあるが。
ミミズの描き方は
「もののけ姫」で、
ストーリーの基本構造も
似ている。
回想シーンは
ナウシカを少し連想した。
「過去に向き合い、戸締りをして
また今日に歩みだす」
というのがメインテーマで
「行ってきます」という
言葉に集約されているのだが、
残念ながら、今のところは
あまり響かなかった。
何が足りないのかは
よくわからない。
全体としては、観に行って
良かったと思うが、
「言の葉の庭」みたいな作品も
また作って欲しいなぁ・・・
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