1月7日に行われた棋王戦の挑戦者決定戦第2局。
年末の第1局では敗者復活で勝ち上がった羽生三冠が
トーナメント勝者の渡辺竜王を矢倉で下した。
渡辺竜王には1勝のアドバンテージがあるので、
第2局が事実上の挑戦者決定戦となっていた。
振り駒の結果は渡辺竜王の先手で、
▲7六歩、△8四歩、から矢倉になった。
このところ、トップレベルの戦いでは
矢倉の後手はなかなか勝てない状況が続いている。
王座戦でも羽生さんは後手番では
振り飛車などをやっていたのが記憶に新しい。
それなのにあっさりと矢倉を受けて、
途中で勝負手なのか、飛車切りの新手を指して、
羽生さんにしては割とあっさりと負けてしまった。
正月のお休み、忙しかったのかなぁ・・・
などと思ったが、もしかしたら、
A級順位戦を見据えた作戦だったかもしれない。
渡辺竜王とは順位戦のラス前で当たり、
羽生さんの手番は先手と決まっている。
竜王が矢倉の先手でどういう作戦を使うのか、
羽生さんは見たかったのかもしれない。
順位戦でもしも竜王が矢倉を受けたら、
今回の脇システムをぶつけてくるのではないだろうか???
というのはもちろん考えすぎだが、
羽生さんにしては負け方がちょっとあっさりしていたので、
邪推してみた。
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