みんなが科学技術による生産性向上と、
それによる右肩上がりの経済成長を期待し、
実際、世界の一部ではそれが実現した。
党エリートの最適計画による社会主義と
市場の見えざる手による資本主義が成長速度を競い、
資本主義が決定的な勝利を収めた。
しかし地球資源が有限である以上、
無限の成長はありえない。
皮肉にも、社会主義が破綻し、
資本主義による成長の果実を享受する
地域が増えてゆくにつれ、
成長の限界が明確になってきた。
21世紀は持続的成長の時代とも
言われていたが、どうやら、
生存、サバイバルの時代というのが
正しいような感じだ。
成長の時代には、ほとんどの人の生活水準が
社会全体とともに向上した。
しかし、これからは、
グローバルな競争の中で生き残った一部の人だけに
良い生活が与えられる時代になるのだろう・・・
競争への参入者は増えてしまい、
淘汰の圧力が弱まることは
当分は無さそうだ。
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