大リーグの偉大な投手
ランディ・ジョンソンが出ていた。
名選手なのはわかるが、
名選手必ずしも名コーチならず、
特に、ランディ・ジョンソンといえば、
長身を活かしたという印象なので、
興味を持って視てみた。
レッスンは思いのほか基礎重視。
でも考えてみれば、魔法なんてない、
中学生くらいの段階では特に、
ということなので、とても自然だ。
足を上げたときに
軸足の母指球でしっかりバランスをとる。
このとき、しっかりとタメを作る。
踏み込んだ足はまっすぐホームプレートに向けて
こちらも母指球でバランスを取る。
腕が体に遅れないようにして、
ボールのリリースポイントを安定させる。
切れのある球、速い球は、
身体が大きくなって体力がつくと
投げられるようになるので、
まずは正しいフォームを身につけること。
この他にもメンタル的なことも。
野球を楽しむ。
成長を楽しむ。
相手には厳しく立ち向かう。
キャッチボールの一球もおろそかにしない。
自分の弱点、課題を知り、それを克服する。
常に学び続ける。
これは俺の試合だ!、誰にも渡さない!
そういう強い意志を持つ。
テニスにも活かせることは多い。
というか、軸足、母指球の大切さなど、
テニスでいつも言われていることも多い。
レッスンを受けている中学生も
いろいろで面白い。
特に、女子プロ野球を目指している
佐藤なつみさんは、
舞台に立ったときの緊張感とか開放感とかが
すごいよくて、それを味わうまでも楽しいし、
味わってからも一番たのしい。
と言っていた。
いい度胸で、大物になりそうだ。
技術的には、軸足でしっかりタメを作ること
精神的には、シリアスに楽しむ、あるいは、
シリアスを楽しむ、
ということが改めて大切だと思った。
「楽しむ」というと、笑って、おちゃらけて
という感じになりやすいのだが、
そうではなくて、真剣に取り組んで、
でも楽しんでいるという状態を
自然に作れるかどうか。
それが成長できるかどうかの分かれ目と思う。
わが身を省みると、どちらも未だにできてはいない。
タメを作る感覚はいまだにわからないし、
緊張し過ぎたり、リラックスというか、投げやりに
なってしまったり・・・
身の回りに良い手本が無かった、
というのは全くの言い訳だが、
それにしても未熟者過ぎるなぁ。
後編も見たかったのに、
録画し損ねた・・・
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