突然の訃報が報じられていた。
競馬ファンではないので、
名前を知っているくらいだったが、
今回、昔のレースのビデオを見ると、
スタートで出遅れてから飛ぶように走って
巻き返すなど、確かに、
超天才級のすごい馬だったようだ。
現役時代は、
2004年~2006年の3年間に
14戦12勝、うち G1 7勝で三冠達成
獲得賞金は 14億5455万1000円
競走馬の現役は3年程度なのか・・・
活躍できるのは本当に短い期間なのだ。
しかし、その後の種牡馬としての
実績もすごいものがある。
引退後の 13年間で、
種付け回数の合計は 2,867頭。
年間 200頭を超えていたらしい。
うーむ・・・
日本人の普通の労働日は
年間 52 x 5 - 15 = 245日なので、
平日はほぼ休みなく働いているという感じ?
その子供も、ジェントルドンナを始めとして
活躍しており、種つけ料は 1回 3,000万円以上、
トータルで500億円以上とか・・・
うーむ・・・
馬主さんはいったいどういう人なのか?
も気になったのだが、金子真人さんという方で、
図研という会社の社長さんらしい。
個人で馬主になるには、
年間 1700万円以上の収入が必要らしい。
維持管理費がかかるから、
それはそうだろうと思うが、
金子さんは、ディープラーニングの他にも
多くの馬を所有されているとか。
すごいなぁ・・・
桁違い、不世出の馬だったことが
良く分かった。
頸椎骨折での安楽死だったというが、
享年 17歳というのは、馬としては
まだ平均寿命には達していないらしい。
素晴らしい馬で、未だ人々を感動させ続けているわけだが、
別の見方をすれば、とことん搾取されて・・・
という感じもしなくはない。
もっと余生をのんびりと
過ごさせてあげてもよかったのではないか、
などとも思う。
もちろん、所詮、外野の意見なわけだが・・・
ご冥福をお祈りいたします。
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