日々の寝言~Daily Nonsense~

2次元と3次元

ひきつづいて、アートシーン?では、
熱海のMOA美術館で開催されている、
光琳アート
を紹介していた。

「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」に
代表される、光琳による大胆な図像化の
後世への影響を探る、というような趣旨らしい。

菱田春草の「枯葉」も、
一つの発展形として
展示されているようだ。

奥行、というか、3次元の空間構成を捨てて、
2次元にすることで、リアルな空間とは別の
何かを表現する、というのが一つの共通テーマ
のように思えた。

それは、たとえば、
ピクサーの 3Dアニメとジブリのアニメ、
リアルな 3D ゲームと 2D のゲーム
などの対比にもつながるのかもしれない。

その「別の何か」とは何なのだろう?

ある種の「印象」なのだろうが、
フランス印象派の印象とは
違うような気もする。

でも、日本で印象派が人気があるのは、
そこになにかつながるものが
あるのかもしれない。

というようなことを考えた。
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