日々の寝言~Daily Nonsense~

新型コロナウイルスとの付き合い方

夏が来た。

SARS-CoV2 の勢いは止まらず、
全国の新規検査陽性者数は 1,500を超えた。
東京以外の伸びが目立つ。

一日単位だと増減があっても、
同じ曜日で比較すると、
まだまだ増加中であることがよくわかる。

ただ、多くの人が指摘しているが、
幸いなことに、死亡者数のほうは
まだそれほどは増えていない。

時間遅れがあるのと、
医療崩壊で相転移することが
あり得るので、まだ不安は残るが、
今のところ、全体としての致死率は、
かなり下がってきていると思われる。

今回の、感染再燃を踏まえると、
無症状や、軽症の率が大きく、
潜伏期間が長め、というウイルスの特徴から、
封じ込めは難しい、ということが
いっそう明らかになったと思う。

もともと、新型コロナウイルスは
風邪のウイルスと同類なわけで、
風邪といえば、ぐずぐずと治らずに、
さりとてすごく悪化もせずに、
長引くことがよくある。

新型コロナウイルスも、弱毒化して、
無症状者や症状が弱い人の体内に居続けて、
人から人へ感染し続けられれば、
増殖のためには嬉しいはずだ。

そういうウイルスであることを前提として、
長くつきあうことを想定したつき合い方を
考えるフェーズに入ってきたように思われる。

季節性インフルエンザより凶悪な可能性はあるが、
感染判明、即隔離、や、全面的な外出自粛などではなく、
インフルエンザ対策と近い、学級閉鎖や、
店舗閉鎖などの局所的対策で
感染拡大のペースをできるだけ抑制して、
感染者数の山の高さを抑えて、
医療崩壊を起こさないようにしつつ、
社会活動はできるだけ維持する、
という対応をするしかなさそうだ。

どこかの時点で、季節性インフルエンザと同じ
五類感染症に指定するのかもしれないが、
それはさすがに、ワクチンができてからだろうなぁ・・・
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