大混戦

今年度の将棋順位戦は、
混戦のクラスが多いような気がする。

特に、棋士約160名のトップ10人が競う
Aクラスは大混戦になっている。

抜け出しそうになると、
そこで負けてしまう、
という、Jリーグのような
パターンが続いている。

昨日は、3-1でトップを走っていた森内前名人が、
1-3の鈴木大介八段に、鉄板のはずの先手番で
まさかの敗退。

最後までハラハラする
いい勝負だったが、
先に秒読みになった森内前名人に
ミスが出てしまったようだ。

これで、明後日木曜日の
丸山九段－木村八段で、
木村八段が勝つと、
3-2が5人で、2-3が5人という
稀にみる状態になる。

中継から目が離せない。

ちなみに、プロ将棋界は、
タイトル保持者が現在3名で上位2％
名人＋Aクラスで上位7％
13人いるB1クラスまで入れると上位15％
という世界だ。