価格・価値決定メカニズムとして優れているのだが、
今の市場には弱点もある。
最大の問題点は、投機的な取引だと思うが、
それ以外にも、たとえば、
非公開市場の存在があるだろう。
市場原理、市場競争というと、
公平で公開された感じがするが、
取引の実態としては、公開されていない部分も
かなり大きいはずだ。
むしろ、公開されているのは氷山の一角、
くらいの感じかもしれない。
カルテルや談合はもとより、
大量発注者、お得意様向けの価格設定や
稀少商品提供はありふれたことだ。
そもそも商品情報自体の質が違っている。
その結果として、全体としての市場は、
富めるものをますます富ませる方向に
バイアスしているはずだ。
こういう「市場」の問題点の検証と対策、
というのは誰が研究しているのだろう?
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