> 佐々木氏は、「後悔しない働き方」をするためには、
> これまでの仕事に関する常識を「捨てる勇気」が必要と説く。
> そして、
>「長時間労働をしない」
>「こなすだけの仕事をしない」
>「家族を犠牲にしない」
>「平社員のままでいない」
>「目標をひとつに決めない」
という、五つの「しない」を提案している。
>「こなすだけの仕事をしない」とは、
> 同じ仕事をするのなら、「主体性を持って仕事に取り組むべし」
> ということを意味する。
> 「会社から与えられた仕事をこなす」姿勢では、
> やりがいは生まれない。
> どんな仕事であっても、自分の裁量で進められる部分は必ずある。
> そこを自分の「腕の見せどころ」と考え、
> 少しでも業務を最適化できるようにする。
> それが自分の力にもなるはずだ。
> 管理職になればこそ、主体的に自分のチームの
> 仕事全体を管理することができるようになる。
> かえって家庭と仕事の両立が容易になり、
> やりがいも大きくなると言うのが佐々木氏のアドバイスだ。
> チームの方針を決め、優先事項を見きわめ、
> 目標に最短距離で到達するために業務を
> コントロールをするのが管理職の役割である。
> 自分のミッションを明確に意識し、
> いかに短い時間で成果をあげられるように工夫できるか。
> そのためにいかに主体的に自分とチームの仕事のやり方を効率化し、
> コントロールできるか。
与えられた仕事をいかにこなすか、だけに頭を使うのではなく、
どうすれば全体としての生産性を上げて、
その仕事にかかわる時間を減らせるか、にも頭を使え、
ということか・・・
仕事の背景にあるミッション達成が重要なので、
仕事をこなすこと自体は本質ではない。
どうしても、前者の思考に慣れきってしまっているから
なかなか難しいのではあるが。
> 会社の業務のうち「重要な仕事」は2割で、
> 残りの8割は「取るに足らない雑務」なのだそうだ。
> そして、自分のミッションを意識して働くようになれば、
> 「重要な仕事」と「取るに足らない雑務」の区別ができるようになると説く。
> どんな成果を出すべきかをよく考え、「何をしないか」を見きわめて、
> 2割の「重要な仕事」に集中することで業務全体を効率化できるのだ。
よくあるのは、
若くて元気のある人が非効率な部分を改善しようと思って
いろいろと意見を出すが、仕事のやり方を変えるのは
なかなか受け入れられず、「上司が馬鹿だから」となる、
というパターンだ。
だからこそ、そういう人が、
平社員でおわるのではなく、
やり方を変えられる地位につくべきなのだろう。
でも、最大の問題は、
間違ったミッションを持たない、
ということのような気もする。
日本では、依然として大本営発表的な
トップダウンのミッション定義が多くて、
その多くが、時代を読めていないがゆえに、
戦略的に間違っていることが多い。
アドラー的に言えば、
言われたとおりに働いているだけでは、
自分の人生の主人公にはなれない、
ということで、難しいけれども、
それを忘れてはいけない、ということなのだろう。
でもまぁ、できる人の生き方だよなぁ・・・
最新の画像もっと見る
最近の「生きるヒント」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事