日々の寝言~Daily Nonsense~

真珠の首飾りの女@ベルリン国立美術館展

夕方ちょっと時間が空いたので、
上野の西洋美術館でやっている
ベルリン国立美術館展を見た。

金曜日の夜は8時まで開館。
行列などは全く無し。
中も比較的空いていた。

お目当てはもちろんフェルメールの
「真珠の首飾りの女」

フェルメールの絶頂期の作品の一つ
と言われている一品。

確かに素晴らしかった。

昔、ベルリンでも見たのだが、
今回改めてゆっくりと見ることができて
素晴らしさがより感じられたと思う。

なによりもまず、フェルメール特有の
拡散する光に満ちた空間が
最もよく現れている作品の一つだ。
光の微かな暖かみすら感じられる。

この感じは印刷では全くわからない。

机の下の様子も、
印刷では黒く潰れてしまうのだが、
何かよくわからないものが描いてあるのが見えた。

「手紙を読む女」と同様に、
実物と複製の差が大きい作品だと思う。

たっぷりと堪能して幸せな気分になった。

その他では、ミケランジェロの素描が良かった。

企画展を見終わったあとは、
常設展を駆け足で見る。

すごく久しぶり。
昔はよく来たのだが・・・

コレクションはなかなかのものだ。

フェルメールこそ無いが、
今回のベルリン国立美術館展に劣らない。
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