ちょうど、人はなぜ感動したがるのか?
感動するのが好きなのか?
を考えていた。
自分はかなりの
感動中毒だが、
ワールドカップなどを見ていても、
人間はほんとうに
感動するのが好きだと思う。
あらゆる現象をベースに
物語、ストーリーを作り
感動する。
物語に限らず、
音楽も、料理も、
ほとんどすべては、
栄養を取るためではなく、
情報を消費して
感動を得るための
ものになっている。
どうしてこんなに
感動するのが好きなのか?
とりあえずの答えは、
人間は共感する動物だから。
新海さんも言っているように、
あるいは、ハラリさんも
書いているように、
人間は共感をベースにした
社会的動物として生存競争を
生き残ってきたので、
共感することは基本的には
快感なのだと思う。
しかし、人間は
いろいろな道具を作るので
共感する快感を得るための
道具として物語を
作ってしまったのでは
ないだろうか?
それはちょうど、
生存のために生まれた
味覚という感覚を使って
快感を得るために、
甘いお菓子やおいしい料理が
発達したようなものだ。
そういう意味では、
甘いお菓子ばかり食べるのは
体に良くないように、
感動することに淫するのは
心に良くないのだろう。
だから、禅のように
心を静かにして、
動かさないようにする
鍛錬も必要
なのかもしれない。
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