Mikhail Pletnev · Mozart Piano Concerto No. 9 in E-Flat Major, K. 271 "Jeunehomme": I. Allegro
2023-09-14 00:37:39
Piano Concerto No. 9 in E-Flat Major, K. 271 "Jeunehomme": II. Andantino
Piano Concerto No. 9 in E-Flat Major, K. 271 "Jeunehomme": III. Rondeau. Presto
ミヒャエル・プレトニョフの "Jeunehomme"。
ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニーの弾き振りで、
1996年の録音のようだ。
この曲はモーツアルトのピアノ協奏曲の中でも
好きなもののひとつで、これまでずっと、
カサドシューセルと、
バレンボイムと、内田光子さん-テイト
の演奏が規範的だったのだが、
この演奏もとても素晴らしい。
プレトニョフは、不覚にも
これまであまり聴いていなかったのだが、
YouTube でロシアピアニズムの解説動画をいくつか見ていて、
その典型的ピアニストとして名前がよく挙がるので、
音源を探して聴いてみているところ。
ピアノだけでなく、オーケストラも含めた
解釈が面白くて気持ちが良い。
ピアノソロの曲もいくつか聴いたが、
超ピアニシモからフォルテまで
ものすごく響きが美しい。
この曲の演奏でも、
カデンツァでその片鱗が聴ける。
折しも、ちょうど来日して、
ラフマニノフの協奏曲全曲を
2夜にわたって弾くという
演奏会をしている最中のようだ。
上のチラシにも「ロシアピアニズムの巨匠」
とあるが、このヴィルトオーゾ的イメージで
毛嫌いしていたのかもしれない・・・
このほかにも、オールショパンプログラムで
日本の各地を回るようだ。
ロシア生まれだが、
現在はスイスに住んでいるということだ。
作曲や指揮もこなす人だが、
一時、ピアノ演奏はやめていたらしい。
再開のきっかけになったのは、
Shigeru Kawai のピアノらしい。
実際、多くの演奏会で、
Shigeru Kawai のピアノを弾いている。
自分のピアノを運んでいるのだろうか?
いずれにせよ、音への
こだわりが大きいことは
こういうところからもうかがえる。
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