日々の寝言~Daily Nonsense~

空疎な言葉・言葉の限界

日曜美術館は、日本工芸の現在の紹介。

紹介されるのは、
本当に素晴らしい作品ばかり。

よく知らないが、
日本工芸はいま、すごく良い時期を
迎えているのではないか?

しかし、それを囲む人たちの
言葉のなんと空疎なことか・・・

「頭がでかいなぁ」

青山二郎がいれば、
そう叫ぶだろう^^;

もちろん、自分がもっと
気の利いたことを言える自信が
あるわけではない。

ああいう場ではむしろ、
気の利いたことを言おうとするほど、
言葉が虚しくなってゆく。

そういう意味では、
「気の利いたこと」から一番遠かった
「はな」さんが一番良かった。

良いものを前にしたら、ただ黙って見て、
できるだけたくさんのことを感じるしかない。

それにしても、自然の素材を
相手にした作家の仕事には
頭が下がる。

土、石、染料、布・・・

素材のことをどれだけ
体で知ることができるかが
基本的な勝負になる。

マニュアル化はできない。

ここでもまた、
言葉の限界が露呈する・・・
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