コード(和音)の勉強の続き。
なぜ間が空いたかというと、
和音の転回形について
考えていたため。
たとえば、ハ長調のトニックは
音名で C-E-G だが、
これはト長調のサブドミナント
でもある。
ハ長調とト長調は
ほとんどの音を共有している
近親調なので、
こういうことが起こる。
同じことは、#や♭の数が
少ししか違わない調の間でも
起こっている。
和音をルートの音名+構成音で
呼ぶときにも、転回形が別の和音になって
しまうことはないのだろうか?
たとえば、C_M の転回形のひとつは
E-G-C だが、これは
E をルートとする
別の和音になっていないのか?
E-G#-H は E_M で
E-G-H は E_m だが
E-G-C は E_M でも E_m でもないから
大丈夫?
7th や 9th のように
3音にさらに音を足してゆくものは
大丈夫そうだ。
この範囲では、転回形も含めて
ひとつに決まると言って良さそう。
それ以外の dim、 aug、sus2, sus4 だが、
dim はそもそも、
Cdim7=E♭dim7=Adim7=G♭dim7
だから dim の中で閉じている。
aug も同様だ。
sus2/4 については
ちゃんと調べていないが、
たぶん大丈夫なのだろう。
というわけで、いちおう、
和音の名前は、
メジャー、マイナー、7th、9th
の範囲では、第一転回、
第二転回まで含めて
ひとつに決まる。
考えておけばよさそう???
もっとも、ルート+構成音が決まれば
演奏できるので、名前が複数あったとしても
特に困ることはないから、
そもそもこんなことを
気にする必要はないのかもしれない。
最新の画像もっと見る
最近の「音楽」カテゴリーもっと見る
Yuja Wang and Víkingur Ólafsson Piano Duo
【tiny desk concerts JAPAN】 小沢健二 がtiny deskに降臨! NHKオフィスでのパフォーマンス「今夜はブギー・バック (Nice vocal)」を公開!|NHK
『ピアノ組曲』第1曲. 盆踊 (日本組曲) : 伊福部昭|BON-ODORI, Noctual dance of the Bon-Festival [Piano Suite] ー小野田 知華
仲道郁代 プログラムを語る【シューベルトの心の花】 対談 仲道郁代×野間俊一 ~存在の悲しみ、心に灯る花~
J.S. Bach: Cantata, BWV 12: Weinen, Klagen, Sorgen, Zagen (Arr. Ólafsson for Piano)
ハチ - ドーナツホール 2024 , HACHI - DONUT HOLE 2024
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事