NHKでプロフェッショナルの再放送をしていたので、
つい見てしまった。
今回のプロフェッショナルは、
小池康博さんという慶応大学の先生。
光伝導性のあるプラスチックの研究で
世界をリードしているらしい。
小池康博(科学者)という肩書きからして
なかなか良いが、
それよりも印象的だったのは、
その涼しげな?目。
ちょっと超越したところから
すごく遠くを見ているような目。
見つめている相手を貫き通して、
さらにずっと向こうを見ているようだった。
技術=自分の子どものようなもの
湧き上がる心のままに発想する
根本をつきつめろ
ブラックボックスをそのままにしない
ブラックボックスが無いところまでクリアにして提示する
複数の企業と契約して技術を安く使ってもらう
集中したあとのリラックスの時間に発想する
プラスチック製の光ファイバのめどがたったのは、
研究を始めて14年・・・
ちょっと誇大化しているようだが、
諦めなかったのはすごいことだ
しかし、その間も、
大変だが不幸ではなかった、と言う。
土曜日だけは気分転換に、
好きなジャズのライブ
を聴きに行くようにしていたそうだ。
どの実験をして、どれをしないか
どのアイデアを拾い、どれを捨てるか
それが問題なのだと思う。
そういう決断のときに、
どこまで突き詰めて考えているかが
勝負を決める。
プロフェッショナルとは、
未来を予測するのではなくて、
堅実に一歩一歩未来を創ってゆける人。
久しぶりに、日本人も捨てたものではない、
と思えるような人だった。
「じゃあ、万福、行きましょうか(笑)」
と言ったときの笑顔というか、なんというか、
自信と茶目っ気に満ちた顔がとても魅力的だった。
茂木さんも科学者なので、
やはりこういうゲストのときが
一番生き生きとしているように思える。
以前に出演された、生物学者の長沼毅さんも
とてもおもしろかったが、
もっともっと、魅力的な科学者を
紹介して欲しい。
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