テレビの中で、92歳のやなせたかし氏が 自作の陸前高田の松の歌を歌っている。 やなせたかしさんは、 「てのひらを太陽に」の作詞者でもある。 「生きてゆく」ことへの賛歌。 自分のやったことで他人が喜ぶ それを見るのがうれしい。 それが生きてゆくということか・・・ なんと素晴らしいシンプルさ。 すっと屹立している松の写真を見て、 タルコフスキーの「サクリファイス」 の冒頭を思い出した。