駅ピアノのプラハの回も観た。
今までも何度か放送された内容が、
予定変更で放送されたようだが、
プラハの街が美しく、
ビールがおいしそうだった。
その、プラハにある
1845年開業のマサリク駅に置かれている
駅ピアノを弾く人たち。
番組はとてもよくできていて、
弾いている人のインタビューによって、
みんな、それぞれ、
自分の背景や思いをもって
ピアノを弾いている、
ということがよくわかるように
なっている。
音楽をしている間は、
浮世のあれこれを
忘れられる、と言っている人が
多かった。
音楽は人と人をつなぐ、
と言っている人もいた。
そして、最後の人は、
若いころの事件で
服役した刑務所の教会で
ピアノを覚えたという男性。
自分の経験を踏まえた
ゴスペル風?の自作の曲を
歌いながら弾いていたが、
この駅ピアノを弾いていたら、
女性が声をかけてきて、
今、一緒に暮らしているという。
「今までいいことなんて
ほとんどなかった。
でも、この愛を見つけたのは
最高の幸せさ」
という言葉が、本当に
実感を込めて語られて、
ちょっと涙が出てしまった。
人はだれかと出会い、
愛するために生きている、
のではないのか?
それなのに、独ソ戦のような
悲惨なことも起こってしまうというのは、
愛憎は同じコインの表裏、とはいえ、
ほんとうに酷いことだ。
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