子供に自分を賭けない

子供に自分を賭けるな。
過剰な期待をかけるな。

賭けられた子供は迷惑だ。

自分に賭けるのはいい。
それが十分に果たせなかったから、
子供に賭けようとするのだ。

親は自分のレベル以上になるという期待を
子供に押し付けてはいけない。

子供への期待は、
生き延びて、子孫を残してくれればいい、
というくらいでも十分だ。

福原愛や石川涼のように、
それで成功したケースもあるが、
それはほんの一握りで、
宝くじに当たった人たちだ。

その100倍、1000倍もの
壊れてしまった人がいるのではないか？

逆に言えば、それほど稀少だからこそ、
彼らはあんなに注目される。

そういう親が書いた子育て本は、
宝くじに当たるコツ、
みたいなものだと思う。